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WHYから始めよ!企業の差別化戦略で重要なこととは

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新規事業を始めるときにどのように差別化を図るかは重要なテーマです。私も経営に関わる身としていつも悩んでおります。そんな中、ひとつの考え方が紹介されていました。「WHYから始めよ!」です。この記事ではその考え方について紹介します。

みなさんこんにちわ。もうゴールデンウィークも終了ですね。楽しいお休みを過ごされましたか?それはさておき、経営に携わっている身としては常に勉強せねばならず、いろいろ本を読みたいところですが、時間がなくてなかなか読めませんでした。

今回の休みはチャンスということで何冊か気になる本を読みましたが、今回はその中の1冊である「WHYから始めよ!」を紹介します。

 

WHYから始めよ!  インスパイア型リーダーはここが違う

WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う

 

WHYから始めよ!

前述したように「WHY」を考えることがとても大切なんですね。なぜ今あなたはそれをやっているのか。これが共有されると、お客様に共感されますので、成功する可能性が高いです。しかし、実際には「WHY」は考えるのが難しいことなのです。

具体的にこの本ではアップルのメッセージを出して比較しています。

われわれは、すばらしいコンピュータをつくっています。

美しいデザイン、シンプルな操作法、取り扱いも簡単。

一台、いかがです?

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現状に挑戦し、他社とは違う考え方をする。それが私たちの信条です。

製品を美しくデザインし、操作法をシンプルにし、取り扱いを簡単にすることで、私たちは現状に挑戦しています。

その結果、素晴らしいコンピュータが誕生しました。

一台、いかがですか。

(48頁~49頁)

どちらが良いですか。下の方が買いたいと思いましたか。下の説明は「WHY」から始まっています。「人々は、あなたのWHATを買うわけではな」く、「あなたがそれをしているWHYを買う」と筆者は述べています。

私も事業を始めた時は「WHY」よりも「WHAT」を重視してきました。しかし、それでは売れませんよね。「WHY」を明確にすることで、それを信じる人が来てくれるようになりました。

社員も同じですよね。「WHY」を明確にしておけば、それを信じる人が集まってきます。「WHAT」は関係ありません。はっきり言えば何でもいいのです。そういう風に考えたら事業がうまく回り始めましたし、人材も集まるようになってきました。

HOWも重要

ただし「WHY」だけでは物は売れません。必ず「HOW」が必要です。どのように物を売ればいいかを考える人が不可欠です。あのアップルもジョブスだけではあれだけ商品を売ることはできなかったはずです。

私たちの会社も「HOW」ができる人がいないとうまくいきません。私は両方できると思ってはいますが、どちらかというと「WHY」よりなんですよね。「HOW」が得意な人は物は何でも売ることができます。商品が変わるだけですからね。そういう人を雇うととても楽です。まああまりいないのですが。

WHATは時代とともに変わる

最後の「WHAT」ですが、これは何でも良いですし、時代によって変わるものなんですよね。商品は時代が求めているものになっていくわけですが、あまりにも時代に迎合しすぎると「WHY」が狂ってしまいます。

創業理念が変わってしまって、何の会社か分からないという会社、意外とありませんか。それで赤字が続いてやがて買収されるなんてこともあります。大塚家具はそんな感じがしますね。「WHY」はすっかり変わってしまい、ニトリと大差なくなってしまった。それでは人は大塚家具で買いませんよね。

成功こそ最大の敵

さてこの本に書かれていましたが、実は成功こそが最大の敵なんですよね。成功したんだから良いじゃないかと思うかもしれませんが、成功は「WHY」を誤らせる原因になるのです。

起業したあと、あるいは仕事を始めたあと、自分がおこなうWHATに私たちは自信を深めていく。そして、それをおこなうHOWに精通していく。業績を上げれば、どれだけ成功をおさめたかを具体的な数値で知ることができ、これでまた前進した、成功したと感じることができる。人生はいいものだ。ところがその過程で、そもそもどうしてこの旅を始めたのかというWHYをすっかり忘れてしまう。すると、必ずWHATとWHYの乖離が生じる。(210頁)

成功すると物を売ることが目的になってしまい、WHYを見失います。そうすると組織はバラバラになってしまいます。結果として、会社は間違った方向へと進んでいってしまうのです。これは中小企業に限らず大企業でも同じです。この本ではウォルマートの例が出ていますが、私たちの会社もWHYを忘れないようにしていかないとなと思うところです。

まとめ 

この本は事業をしようとする人にはとても役に立つはずです。自分の好きなことを事業にしたいと思うかもしれませんが、まずは大きな理念、つまり「WHY」が必要なのです。それをよく考えてから、「HOW」を考えましょう。「HOW」は得意な人がいるなら、その人に頼んだ方が無難です。

少なくとも「WHAT」に振り回されないようにしないといけないですね。「WHY」を見失わないように、私たちも事業を頑張っていきたいと思います。

 

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