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男だって育児は大変なんだ!常見陽平著「僕たちは育児のモヤモヤをもっと語っていいと思う」を読んで

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男性の育児参加が叫ばれている中で、男性も疲弊している。ただそんな気持ちは女性が育児の主体という中で、なかなか声に出すことができないのが現状だ。「私が育児のほとんどを担っている」と奥様に言われれば何とも返す言葉がない。

もちろんそれは真実であるが、それでも男性も育児に仕事にとかなり大変であることは変わりはない。ただ男性だって辛いんだと言うことが目的ではない。この問題を一家庭の問題として考えるのではなく、社会全体として考えなければならないはずだ。

そんなことを考えている時に、常見陽平氏の以下の本が出版されると聞いた。そして読んでみて驚いた。自分の言いたいことを書いてあるかと思ったのである。以下、本の内容を紹介しながら私なりの感想を述べることにする。

 

1章 育児は、レースだ

育児はレースのようだと書かれているがまさにその通りである。そして次のようにも書かれている。

いまは、妻と一緒に子育てレースを走っているところ。伴走でも応援でもなく同志として参戦している最中なのです。(18頁)

この感覚、まさにそうなのである。我が家は長男が7歳、次男が4歳なので若干ではあるが、子育ては落ち着きつつある。しかし、それでもまだまだ一緒に分担にしながら子育てレースをしているのだ。

そうしたレースは家族だけで乗り越えるのも難しいのは確かだ。社会全体で分担していくべきであり、その点に関しても私も全く同意見である。

私が借りをつくることもあるし、妻に貸しをつくることもある。このバランスが崩れないように気をつけています。お互いに相手に「ちょっと借りがある」と思えるくらいが、ちょうどいいバランスなのです。以前のように働けません。ライバルたちが活躍する様子を見て、焦った時間もありました。正直なところ、自分の意思だけで仕事の時間をとることができない状況はつらく、ジレンマがあります。(29頁)

夫婦間の貸し借りのバランスは正直とても難しい。これは我が家の課題だ。妻は借りがあると思いすぎているようなのだ。それを解消するには妻も働いて「自分が借りを作っている」という意識を持ってもらうのがいいのだろう。

また昨今の「ワーク・ライフ・バランス」についても以下のように書かれている。

家事と育児をやってみて思うことは、「ライフ」は「ワーク」そのものだということです。(30頁)

そうなのである。私もフリーで働いているので、家でも仕事しているため、もはや「ライフ」と「ワーク」の区別がつかない。しかもこの本にも書かれているように、育児という「ライフ」は休むことができないのである。そんな育児レースが我が家でも行われているのだ。

4章 仕事は、やりくりだ

仕事をしながら育児をすることは男女問わず大変だ。そしてこれを機に仕事を変えようと思うことがある。

「もう無理だ」と感じたら、まず、「職場」を辞めたいのか、「仕事」を辞めたいのか考えてみてください。「嫌なら辞めていい」という考え方も、全否定すべきものではないと思います。でも、守るものができたわけです。簡単に職を手放すことを推奨できません。(126頁)

私自身は長男の育児が大変だったので、次男の育児の際は仕事を変えて自宅で仕事をすることにした。その選択自体が間違っていたとは思わないが、収入という意味では現在苦戦している。

もちろんあのまま前の仕事を続けていても先は無かったように思うが、仕事を変える際にはもっと慎重であるべきだった。それは今でも反省している。

 

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さて、常見氏は仕事を以下のように考えている。

①ライスワーク(経済的報酬のために働くこと)

②ライクワーク(自己実現のために働くこと)

③ライフワーク(社会参加のために働くこと)

(130頁)

これら3つのことが全て揃うことが難しいのは確かだ。私も以下のような記事を書いているが、現状では②が存在していないし、①もまだまだ弱い。③は教育事業なので、実現できていると思う。

 

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 常見氏は以下のようにも書いている。

そのとき考えてほしいのは、「好きなことを仕事にする」のと、「好きなことを仕事につなげる」ことの違いです。「好きなことを仕事にする」のは、突出した才能や特別な能力がない限り、即座に実現することは難しいでしょう。しかし、「好きなことを仕事につなげる」なら、どうでしょうか。仕事の中で少し意識しながら「好きなこと」をするだけで、意外とできそうな気がしませんか。これがライクワークです。いまの仕事とは異なる好きな仕事をいきなり始めるのではなく、いま自分がしている仕事を工夫して、それをライクにワークにつなげる発想が大切です。(131頁)

これがとても大切なのだ。自分もブログを書くことは好きなので、ブログを書くことで精神を安定させる。それが仕事にどうつなげるかはいまいち見えないが、精神が安定し、さらに仕事につながるのならプラスになっていくだろう。

常見氏も書いているが大切なのは「働くか働かないかではなく、どう働くか」(137頁)なのである。こうした働き方を選択できるように働いていくこともまた必要である。いきなりではなく徐々に、だろう。

5章 優先順位は、いのちだ

いのちが大切だというのはその通りなのだが、虐待に関してはその先まで考えるようになったのは確かだ。この虐待の問題が他人ごとだとは思えないのである。そうしたことはこのブログでもたくさん書いている。

 

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事件の報道を目にして、「けしからん!」と言いたくなる気持ちは分かります。私も同じ気持ちです。しかし、もう一歩、その奥を考えてみたい。なぜ事件が起きてしまったか。止める手立てはなかったのか。そう冷静に考えることが、解決に向けた仕組みを見出すことにつながるかもしれません。(162頁)

なぜ虐待が起こるのか、それは個々の問題というよりも社会全体の問題ではないだろうか。私もそう感じているのである。もう一歩先へ。それを自分も考えていきたいところだ。 

まとめ

この本を読んだとき、本当に自分が考えていることを書いていると思った。それぐらい育児をしている男性の気持ちを代弁している。私たちはもっと育児のモヤモヤを語って良いと思う。私はこのブログで語っているけれども(笑)。