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けんすうさんの「自己肯定感が低い」はよく分からないという話

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けんすうさんの自己肯定感のnoteがありまして、ちょっと読んでみたのですが、けんすうさんって、自己肯定感高くないですか。以下の記述を見ると、これは自己肯定感が高い人のことを言うんじゃないかなぁと思います。

自己肯定感が低い僕なんですが、何かやろうと思った時に「自分でもできる」という自信はあったりするのですね。

なので、自己肯定感がなくても、ほとんど困っていないのです。

自己肯定感が低くても「自分はやれる」と思える方法|けんすう

私自身は自分のことを自己肯定感が高い人はほんとに思わないのですが、ここで改めて自己肯定感について考えてみようかなぁと思います。自己肯定感については、高すぎても低すぎてもまずくて、現場と乖離してるのが問題だなと言う立場です。

 

自己肯定感が高いとは

自己肯定感が高いことは、今の自分に妥協して成長を止めたり、傲慢になることではなく、どんな自分であっても、今の自分を受け入れることで、恐れや不安や自己否定からではない、安心感をベースにした真の意欲とともに、前に進む力を与えてくれるものです。

どんな自分も受け入れ、肯定することで、外側からの評価で揺らされることなく、自分軸で自分の価値を感じ、自己承認できる力のことを当協会では「自己肯定力」といいます。自己肯定力が高まると感情が安定し、物事を肯定的に捉え、何事にも意欲的になれます。「自己肯定力」は自己を信頼できる自信の源となります。

自己肯定感 とは| 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会

 

こちらはホームページからの引用ですが、自分のことをしっかり受け入れてやれるということは、自己肯定感が高いということなんですよね。その自信がある時点で、けんすうさんは自己肯定感が高いわけです。

自己肯定感が低い人というのはどういう人かというと、自分のことが受け入れられない人なんですよね。そういう人は、人が自分に対してどう思っているのか不安になったり、生きにくかったりするわけですよね。

人間関係がうまくいかないことが非常に多いわけです。いつまでたっても自分に満足できないということもありますよね。自己肯定感が高い人を見ると「非常に幸せそうだな」と見えるんです。

 

自己肯定感が低い人の方が多いと思う

自己肯定感というの考えると、低い人のが多いんじゃないかなとは思います。あまり後自信を持ってガンガン前に出てくるという人には会ったことがありません。自己啓発セミナーに行くと、自己肯定感を高めるために訓練するところが多いのですが、自分は苦手なので、そういうところには行ったことがありません。

それだけ自己啓発セミナーのようなものが盛り上がるというのは、自己肯定感が低い人が多いからだと思うんですよね。だから自己肯定感の高い人が多いのであれば、自己肯定感を高くしようというキャンペーンも行われないわけです。

多くのものに自己肯定感が高いほうがいいと書いてあるわけですが、「ほんとにそうなの?」と思うことがあるわけです。自己肯定感のところを読むとよく出てくるわけですが、自分を信じるというフレーズが結構あるんですよね。

しかし「そんなに自分を信じられるなんて大丈夫なの?」と反対に思うわけです。たいしたことがないのに、自己肯定感が高いって大丈夫なのと思うことがあります。こうした人たちは意識高い系とか言われるわけですね。

 

 

問題なのは自己肯定感の高い・低いではなく現状との乖離

自己肯定感が高いのは良くないんじゃないかと思っていたわけですけれども、「ケーキの切れない非行少年たち」という本を読んで、「あーやっぱりなぁ」と思ったんですよね。

自尊感情が低い”といった言葉に続くのは、「自尊感情を上げるような支援が必要である」といった締めの言葉です。こんな文章を見る度、「そもそも文章を書いている心理技官の自尊感情は高いのか」と聞きたくなります。無理に上げる必要もなく、低いままでもいい、ありのままの現実の自分を受け入れていく強さが必要なのです。もういい加減「自尊感情が……」といった表現からは卒業して欲しいところです。

宮口幸治. ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書) (Kindle の位置No.1197-1201). 新潮社. Kindle 版.

 

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

  • 作者:宮口 幸治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: 新書
 

 
この本にも書かれているんですけど、自尊感情が低いから自尊感情高めようという言葉のいい加減さなんですね。私たちにとって非常に重要なのは、自分自身の姿というのをより正確に理解することだと思うわけです。

大切なのって現状認識なんですよね。何もできないのに自信だけ持っていても、実際に何もできずに終わるわけです。不安だから頑張るということもありますよ。自信がないからやり続けるわけですよね。

だから大切なのは、自分のことをしっかりと認識することです。そこから自分がやりたい事に対する距離感みたいなものを、認識できるかどうかなんです。自己肯定感が低いのに、自己肯定感を高めようとすると、できないことをやりはじめるのですね。

そうするともう力が積み上がっていかないので、自己肯定感も低いままだし、能力も上がっていきません。それでどんどんどんどん苦しくなっていくわけですね。

理想は高く持ってもいいんですけど、今いる自分からそこに行くまで、どのような段階を踏んでいけばいいのかというのを理解しないと、かなり苦しい人生が待っているのではないでしょうか。ただそこから逃げ続けるだけになるのではないでしょうか。

 

自己肯定感が低いから努力できると思う

自分自身は本当に自己肯定感が低い方だと思うので、不安だからやるしかないなという感じなわけです。ただその自己肯定感が低いということを受け入れているという意味で、現状認識ができているので楽には生きられるのかなと思います。

自己肯定感が低いのにその現状を無視して、自己肯定感だけをあげに行くと、経歴を詐称したり、人脈をムリに作りに行ったりするわけですよね。でも結局、経歴詐称や人脈作りで自己肯定感は上がらないわけです。

だから必要なのは自己肯定感が低くてもいいので、その現状認識にもとづいて、1つずつ努力していくことではないでしょうか。最近そんなこと思って少しずつ頑張ってやってます。まぁ成功するかわかりませんけど。

 

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