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日本の経営者が無能だって?平成日本を元気にした経営者とは

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 「日本の経営者って無能だ」と言う人、結構います。アメリカの企業の勢いに押されて、いいとこなしではないかと思われるかもしれませんが、本当にそうかというのは振り返ってみる必要があります。「PRESIDENTの2019年5月13日号」で「ニッポンを元気にした経営者トップ15」の特集がされていましたので、ご紹介します。

1.アサヒビール瀬戸雄三

スーパードライをシェアトップに押し上げました。確かにスーパードライはおいしいですね。今はあまりビール飲まないですが、一時期、スーパードライばかり飲んでました。現在はビール離れが進んでいるので、新しい試みも行っているようです。

9日発売したのは、そのまま飲むスタイルの瓶ビール「アサヒスーパードライ ザ・クール」(334ml瓶入り)。スーパードライのブランドとして初の業務用に特化した商品だ。若年層がビリヤード場やスポーツバーで飲むことを想定。飲みやすいよう苦みや渋みを抑えたという。塩沢社長は「ビールの入り口として飲んでもらい家庭での缶の飲用につなげる」とした。年末までの販売目標は20万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だ。

スーパードライを若者の手に アサヒが出した初の商品:朝日新聞デジタル

 

逆境はこわくない (徳間文庫)

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2.信越化学工業会長・金川千尋

塩化ビニル、半導体ウエハー、シリコン樹脂シェアで世界一を達成した会社です。私は不勉強で知りませんでしたが、業績がかなりいいですね。

塩化ビニル樹脂(塩ビ)は、住宅やインフラ整備に欠かせない基本素材として世界的に幅広く利用されています。また、塩ビは他のプラスチックと異なり原料のおよそ6割が塩であるため、限りある石油や天然ガスへの依存度が低い、環境に優しい製品です。その優れた環境特性により、塩ビから作られる製品は省エネルギーにも貢献しています。世界最大の生産能力を有するアメリカのシンテック社は、原料からの一貫生産工場を持つ強みと、積極的な販売活動により、世界中のお客さまに高品質の製品を提供しています。

半導体バイスは、パーソナルコンピューターに加えてタブレットPC、スマートフォンや携帯電話、自動車、家電製品などに幅広く利用されています。半導体バイスの基板になるのが、シリコンウエハーです。信越化学グループは、この製品でも世界最高水準の品質を追求し、半導体バイスの高性能化に寄与するとともに、世界の各拠点からお客さまに安定供給することにより、半導体バイスの安定生産に貢献しています。

シリコーンは、自動車、電子機器、化粧品、建築、食品など幅広い分野で使われており、信越化学グループは5,000種類を超える製品を生み出しています。シリコーンが持つ多くの優れた特性は、私たちの暮らしに豊かさや快適さを与えています。

レア・アースマグネットは、ハイブリッド自動車や電気自動車のモーター、風力発電用の発電機にも利用されており、省エネルギーに大きく貢献しています。また、セルロース製品は錠剤のコーティング剤や結合剤に加え建築材料として使われています。

私たちが作る素材の多くは、そのままの形では皆さまの目に触れることはありませんが、生活に密着した幅広い用途に使われています。

ごあいさつ|信越化学工業株式会社

 

 

常在戦場 金川千尋100の実践録

常在戦場 金川千尋100の実践録

 

 

3.京セラ・稲盛和夫

現場の社員に収益管理を徹底させるという「アメーバ経営」を実施。独自の塾も開いており、多くの経営者を育てました。さらに日本航空の再建にも尽力し、V字回復させたのはあまりにも有名です。

ただこちらの経営塾は日本では2019年末に終了するようです。もったいないような気もしますが、稲盛さんそのものの経営哲学になるので、他の意図が教えるとなると難しいんでしょうね。

京セラの創業者の稲盛和夫名誉会長(86)が若手経営者に経営哲学を伝える「盛和塾」が2019年末に解散し、活動を終えることが明らかになった。稲盛氏が高齢となり、積極的に活動に参加できないことが背景という。経営哲学を直接学ぶ塾は引き継がれず、一代で終わることになる。

京セラ稲盛氏の盛和塾、19年で活動を終了 :日本経済新聞

 

思い邪なし 京セラ創業者稲盛和夫

思い邪なし 京セラ創業者稲盛和夫

 

 

4.ヤマト運輸・小倉昌夫

ヤマト運輸をあそこまでの会社にした手腕はすごいですね。しかも運輸業界と言えば国の事業との対立が避けられないわけですが、それでも戦い続けたのはすごいです。今はシェア低下も叫ばれている中でどのようなやり方が考えられるのか注目していく必要があるでしょう。さらな荷物の値上げもあるかもしれないですね。

ヤマト運輸が宅配便で攻勢に転じる背景には、競合他社にシェアを奪われることへの危機感が労働組合側にも募っていることがある。8日、2019年の春季労使交渉がスタートし、労組は宅配便の荷物数の増加を容認する。労働負荷を軽減する取り組みを継続しながら、激化する競合に労使で歩調を合わせて対応する。人手確保は道半ばだが、状況は改善しつつある。

ヤマト、シェア低下に危機感 競争激化で労使が足並み :日本経済新聞

 

[新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる!

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5.セブン&アイHD・鈴木敏文

コンビニ業界は現在、さまざまな問題が叫ばれていますが、コンビニというビジネスモデルを考えたという意味では評価されるのは間違いないです。経営者というものは変人も多いですし、一緒に働いている人はとても大変だったようです。

セブンイレブンでは毎日のように鈴木会長をはじめとした経営陣たちがそろって商品を試食し、品評するのですが、ある日、鈴木会長が「これはうまい」といたく気に入ったキャベツの浅漬けがあった。

ところが、全国の店ではこの浅漬けがあまり発注されておらず、売り上げも少なかった。その現状に納得がいかなかった鈴木会長は「こんなに美味しい浅漬けをちゃんと売れないなんてどういうことだ!」と激怒し、何人かの責任者が飛ばされたのです。

カリカリの梅干しが入ったご飯も大変気に入って、同じようなことがありました。たった一つの商品でも、カミナリが落ちるので、周りはついていくのが大変です。一事が万事この調子でしたから、社員の離職率も高かったですよ。

鈴木敏文という天才——セブンイレブンのすべてをつくり、追われた男(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

 

www.gerge0725.work

 

わがセブン秘録

わがセブン秘録

 

 

6. トヨタ自動車奥田碩

トヨタ自動車と言えば日本を代表する自動車会社ですね。その中で奥田氏は豊田家以外で社長に就任しました。プリウスを販売するなど、トヨタのシェアを拡大し、世界1位の企業にしました。トヨタは人を切らなかったことでも有名で、経営者としての責任をしっかりと認識している企業でしょう。

「人間尊重」とは人間を大事にするということですが、「人間性尊重」というのは人間の考える力を大事にするということ。トヨタは非常に言葉にこだわる特異な会社であり、言葉によって過去の苦い経験をきちんと次世代に受け継いできたのです。

人を切らないトヨタの家訓「金を使わず知恵を出せ」 背景にたった一度の痛恨事件 (3/5ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

  

 

7.コマツ・板根正弘

コマツと言えば建設機械メーカー。世界第2位の規模であり、建設現場でよく見る機械ですよね。コマツは既存事業と新事業をうまく組み合わせて規模拡大を行っています。特にデジタル化の波は建設業界にも押し寄せており、デジタル化することでより効率的な作業が行えるわけです。さらにデータ化を推し進めるために別会社を設立し、その情報をオープンにしています。これはなかなかできないことですよね。

規約を守ることを前提にして、データを入れるためのAPI(システムとの接続)とデータ利用のAPIを、誰にでもオープンにすることだ。当然、競合相手にもオープンにし、建機以外にもオープンにする。

コマツが「戦略矛盾」を恐れない根本理由 | 素材・機械・重電 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

ダントツ経営―コマツが目指す「日本国籍グローバル企業」

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8.良品計画松井忠三

無印良品と言えばほとんどの人が知っているのではないでしょうか。一時期、業績が低迷していたのですが、それを改革によって改善したのが松井氏です。そこで行ったのは「仕組み化」です。そうすることで計画で止まってしまうのではなく、実行がともないますね。これはどんな企業でも大切にすべきことでしょう。

当時は「計画95%、実行5%」という文化でした。私は、セゾンの常識は良品計画の非常識と捉え、「計画5%、実行95%」という正反対のやり方を進めようと考えました。

具体的に取り組んだのは、商品開発の流れを「仕組み化」することです。当時は、新商品のアイデアなどがマーチャンダイザー(商品開発責任者)の中にしかなく、いなくなると分からなくなっていました。そこで、商品開発を仕組み化し、属人性をなるべく排除しました。

 良品計画 松井 忠三氏×SAP牛田 勉氏対談:世界で勝つために必要な「攻めのIT経営」とは? |ビジネス+IT

 

 

9.ソフトバンクグループ・孫正義

ソフトバンクの孫氏と言えば知らない人はいないでしょう。インターネットを中心にモバイル市場にも参入しました。その後もM&Aで会社を拡大しています。個人的には自動運転がどうなるのか気になりますね。

孫正義社長が率いる通信大手ソフトバンクグループ株式会社(本社:東京都港区)は、5Gを2020年から提供することを目標に掲げ、既に実証実験などを通じた研究開発を進めている。その先に見据えるのはやはり、5Gによってリアルタイムで車両を制御することをできるようにし、完全自動運転や隊列走行などを実現することだ。

 ソフトバンク、5G戦略の系譜 自動運転で「通信会社」から脱皮 | 自動運転ラボ

 

孫正義 300年王国への野望

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10.楽天三木谷浩史

楽天も知らない人はいないでしょう。特にスポーツビジネスへの参戦は注目を集めています。神戸のバルサ化どうなのでしょうか。楽天は新ビジネスとしてモバイル事業にも参戦することになっています。三木谷氏自身は以下のように述べていますが、どこまでオリジナリティを出せるかどうかは分かりません。

三木谷氏がとりわけ熱心に語ったのは、「ネット企業が携帯にフル参入するのは世界で初めて」であり、「楽天だけが、世界で唯一、まったく違う発想で始まった携帯会社」だという意気込みだ。

第4のキャリア楽天は、ドコモ、auソフトバンクの大手3キャリアとは違い、仮想化技術を全面的に採用したキャリアを目指している。

 楽天・三木谷氏の野望 携帯新事業は「メンテ人員70分の1」超効率経営 | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

成功の法則92ヶ条 (幻冬舎文庫)

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11.ファーストリテイリング柳井正

ユニクロですね、ユニクロ。本当に爆発的な人気を博しました。確かに一時期私もユニクロ利用していましたが、今はあまり利用していないです。しかし、売上的には伸びており、まだまだその勢いは衰えていません。自分はこうした企業風土は合わないんですけどね…。

「まず、向こうからチャンスが来ることはないんですよ。ほとんどの人はチャンスをチャンスだと思わずに素通りしてしまう。気がついていないんです。問題意識を持って『ひょっとしたらここに不満足があるのではないか』と思える人だけが、チャンスをものにできるのではないでしょうか。

日本の大会社、そしてそこで働く人たちは、もっと危機感を持って仕事をしないといけない。安定、安心、安全?そんなものはないでしょ。世界中と競争しているわけですから。競争は「安定、安心、安全」の全く反対。その競争の中で勝ち抜かないと生き残ることはできない。特に日本には、"なんとなく安定的にやっていれば生き残ることができるんじゃない?"と思っている人が多いですよね。組織的にそういう風になってしまっていると思います」

ユニクロ柳井会長が語る「今こそ若い人に伝えたいこと」 独占インタビュー|テレ東プラス

 

経営者になるためのノート ([テキスト])

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12.日本電産永守重信

M&Aで業績拡大をした会社であり、モーター事業では世界トップシェアの業績を誇るという。私はこの分野は詳しくないですが、73年に4人だったところからスタートしたのに、今は従業員2576人だそうです。すごい…。今は電気自動車向けのモーターに力を入れているようです。

日本電産の電気自動車(EV)向けのモーター事業が成長のドライバーになってきた。「EVに必要なモーターは世界中からものすごい勢いで引き合いが来ている」と話す永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が四半世紀かけて地道に育ててきた事業だ。

 日本電産、高回転はじめたクルマ向けモーター事業 :日本経済新聞

 

情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!

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13.ソニー平井一夫

ソニーは日本のモノづくりの代表で、アップルもソニーみたいになろうとしていました。それがかなり低迷しましたよね。しかし、2018年に営業利益が20年ぶりに最高を更新したとのことです。20年ぶりが驚きですが、これからさらに売り上げが伸びていくことを期待しますが、平井氏は退任するようです。

「平井会長は、4期連続で連結最終赤字を計上するなど“ソニーは終わった”と囁かれる状況の中で、2012年に社長に就任。就任当初は、人員削減や製品の絞り込みといった節減策を積極的に行いましたが、結果が出ずに『ソニーのことを何も分かっていない』とコテンパンに酷評されることもありました。しかしこの方針は、ただ切り捨てるのではなく、“選択と集中”を意味していました。不要なものはどんどん削減していき、必要な部分に人と金と技術を集中させたわけです」(経済評論家)

ソニー・平井一夫会長の退任発表がゲームファンをザワつかせたワケ | Asagei Biz-アサ芸ビズ

 

SONY 平井改革の1500日

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まとめ

今回は13人紹介しました。というかPRESIDENTの記事から13人しか認識できなかった(笑)。たぶんあと2人いるはずですが、注目すべき人は紹介できたので良しとします。経営はそれぞれの会社でやり方も違いますし、同じやり方をすれば成功するというものではありません。しかし参考にして損することはありません。ぜひ一緒に勉強しましょう。