いつか朝日が昇るまで

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情熱のパラドックス~情熱こそ搾取の元凶である

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突然ですが、皆さんは仕事に情熱がありますか。私は情熱が無いと言ったらうそになりますが、今の仕事が天職だとは思っていません。最近は好きなことをやろうぜという言説が増えてきましたが、好きなことなんてないんですけど、という私は大変困ってしまうわけです。

情熱を仕事に注がない方がいい

こんなこと考えているのは私だけではありません。当たり前ですが、自分が考えている程度のことは世界の誰かが考えています。それで今回は「フォーブス ジャパン 2019年6月号」から紹介します。興味がある方は定期購読がお得です。

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ここで紹介されている著者はエレン・ラッペル。「The Job」の著者でも知られていますが、邦訳はないので英語版での紹介です。

 

The Job: Work and Its Future in a Time of Radical Change

The Job: Work and Its Future in a Time of Radical Change

 

米国では若者のうつ病が蔓延しているが、そうした義務感(仕事に情熱を持たなければならないという義務感)が多いに関係している。特に若者は、仕事に情熱を持てないと落胆する。だが実際、多くの仕事は情熱をかきたてられるようなものではない。

(省略)

若者は仕事に情熱を感じられないと落ち込み、「もっと頑張ろう」「もっと長い時間、働こう」「仕事に自分を捧げれば情熱を感じられるはずだ」と考える。不幸なことだ。

情熱を感じなければならないと頑張りすぎてしまう。しかし、それは長時間労働を招き、さらに疲弊してしまうと述べている。確かにそうである。仕事を生きがいのようにしなければならないとなると苦しいのだ。

大半の雇用主は、従業員が自分の仕事を天職だと感じるように望むそうですね。天職だと思うと低賃金に甘んじやすく、仕事だと割り切れば、そうした罠にははまりにくい…。

(省略)

天職のためなら、人は日に20時間働き、何でもする。

確かに天職だと思わせれば、それが低賃金でも納得するかもしれないです。こうした操作は多いですね。塾におけるやりがい搾取も同じで、天職だと思わせるんですよね。やりがいのある職業だと思わせて、ボランティアのようなこともさせてしまうんです。

 

www.gerge0725.work

 

情熱さえあればみんなが天才に慣れるわけではない

でも成功している人は情熱あるよねと思いますよね。皆さんもジョブスみたいになりたいと思いますよね。

成功を愛し、成功することに大きな情別を傾けていたのは確かだが、何を天職だと考えていたかは定かではない。仕事に情熱を注いでも、大半の人たちは彼のようにはなれない。

はい、その通りですね。私はジョブスにはなれないです。だから仕事に情熱を持たなくてもいいんですよね。でも情熱もなく仕事続けるの大変ですよね。どうすればそうした仕事を続けていくことができるのでしょうか。

意味がある仕事をするのではなく今ある仕事に意味を見出す

仕事自体を意義あるものと考えるのではなく、仕事に自分なりの意義を見いだすことが大切…。

雇用主は、人は皆違うことを理解し、職場での多様性を実現せねばならない。従業員の要望に応え、各自がDIY的に仕事に意義を見いだせるように支援すべきだ。

「あなたの仕事には意義がある」「会社が成功すれば皆が幸せになれるのだから、すべての会社に捧げて猛烈に働け」などという理屈は通用しない。従業員は経営者ではないのだから、会社の成功は彼らの幸せに直結しない。

そうだよな、自分なりに今している仕事に意義を見いだしていけばいいよな。そんな情熱なんて持てない。そしてそうした従業員の要望に応えるのが経営者ですね。私は働く側であると同時に経営する側でもあるから、自分たちの会社の論理を押し付けるのではなく、彼らが仕事に対して意義を見いだせるようにしないといけないですね。

いやはや経営は難しいです。今はまだ人数が少ない会社ですが、これから人数が増えてくると大変なことになりそうですね。ここで会社の論理を押し付けてはダメですね。気を付けないと。以下のような人も来ることがあるので。

まとめ

仕事には「情熱を持て」「やりたいことをやろう」みたいな話は多いんですけど、実際にそんなに情熱もやりたいこともないわけで。でも生きていくには働いていかないといけません。そこでどんな仕事をするかが大切です。情熱もないし、好きでもないけど働いていたら楽しいという仕事を作っていくのが、私のすべきことですね。これは大変だあ…。

 

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