いつか朝日が昇るまで

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商品販売なのにマネーゲームのようになっていく~現場にいて思うこと

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ツイッターを見ていると「グレーな部分を攻める」とか「正攻法では勝てない」とか言い出す人がいますね。「グレーな部分を攻める」というのはお金を稼ぐためにそうしているわけですが、そうやって稼いだお金で何をしたいのでしょうか?

「俺、すごい稼いでるぜ」と言いたいのかもしれませんが、そんな違法スレスレ、契約違反スレスレの戦いをして意味があるのでしょうか。そんなバカみたいなビジネスをして何がしたいのかと思うのです。

そんな風に思うのは理由があります。それは私もそうした商品販売がいつの間にかマネーゲームのようになる仕事に関わったことがあるからです。今はその主催者とは関りを絶っています。その人は確かにお金を稼いでいますが、全く尊敬できませんし、恨みをたくさん買っています。

今回はそんな現場にいて思ったことを紹介したいと思います。バレる可能性もあるためフェイクが入っておりますので、お許しください。

 

BtoCからBtoCへ

どのような商品をそうなのですが、自分たちでお客さんに売っている時は、消費者の声が直に自分に届きます。そのため人間は謙虚になれます。ダメなところはダメだと認識できるのです。

ところが、相手が企業になると話が変わってきます。間に代理店をいれるんですね。その代理店に商品を販売させるわけです。また、代理店の下にさらに代理店がいるケースもあります。

そうすると実際の消費者の声はほとんど届きません。消費者の声は代理店に届くことになります。そのため直に消費者に接している人は消費者の苦情を聞いて、何とかしてほしいと思いますが、それを販売元に上げても何も改善しません。

危機感がないというのもありますし、中小企業だとワンマン社長で誰も意見を言わないので、社長の考えがすべてになります。結果として、その社長はどんどん調子に乗っていき、実際の消費者が感じていること、代理店が感じていることとは感覚がずれていくのです。

こうした代理店を集めた会を開いて、この社長が話をしても、代理店は「はあ?何言っているの?」となります。現場のことを何も分かっていないからです。これをきっかけにお金はどんどん増えていきますが、周囲の不満はどんどん溜まっていきます。現状、月3000万円~5000万円ぐらいの売上があると思われます。

売れれば何でも良い~パートナーに対する裏切り

マネーゲームに突入すると、商品がどうかよりもいかに売上を伸ばすかのゲームに突入します。そのため、これまでいっしょにやってきたパートナーも簡単に裏切ります。そのため、裏切られたパートナーの不満はかなり溜まっていきます。

最初に一緒にやっていた人は、誰でもその社長のところにはいません。みんな、その社長のことを恨んで離れていっています。私もその一人ですが、とにかくひどいのは確かです。でもお金は稼いでいます。

 

お金はすべて自分のところを経由する

こうした社長の上手なところはお金を握るということです。例えば一緒にビジネスしましょうとなっても、必ず入金は自分のところを経由させます。そこから支払いますよと言って支払わないわけです。

裁判したら勝てる案件なのですが、他の人も結局何もしないで離れていっただけでした。きっと裁判して勝ってもそんなにお金が取れないからだと思います。でも、そんなことばかりをしているわけです。

もちろん大企業相手の取引ではそんなことはできないので、主に外注先相手にそれをやっているわけですね。

疑心暗鬼で人望はゼロ

こんなことばかりをやっているので、人はどんどん離れていき、人望はゼロです。いいうわさは全く聞きません。それで本人も誰が裏切るのかと疑心暗鬼になっていて、例えば取引先の代理店の仲良くなった社員は配置転換をしたり、代理店にその人の悪口を言ったりします。

自分はそれをやられたことがあって、かなり驚きました。自分の場合は、頭に来たので直接その社長に「こんなこと言われましたけど、あなたは本当に言ったんですか?」と問い詰めました。

まあ言い訳してましたね。「もうこいつはダメだ」と思ったので、その人とは縁を切ったのですが、こうしたことは実際にあるし、意外と聞いたことがあるのです。「あいつの行動を見張っとけ」と言った社長もいます。

その社長も確かに稼いでいますが、人望がない、社員がすぐに辞める会社です。そこまでして稼いで何をしたいのか分からないのですが、ワンマン社長に多い傾向です。まさにマネーゲームなんですね。

言っていることとやっていることが乖離していく

マネーゲームのような仕事をやっている人は「お金のため」と言わないんですね。「社会のため」「日本のため」と言います。またかなりの確率で宗教に入っていて、その教えを自分たちにも話してくれるのですが、「お前、やっていることと今の話は全然違うよね」と思うんです。

でも本人はその宗教を信じています。熱心な信者なんですね。でもひどいことをする。この乖離は何なんだろうかといつも思うのですが、未だにその謎は解けていません。でも本気で人のために働いていると思っているみたいです。

よく詐欺師が自分のことを詐欺師だと思っていないのと一緒です。「地獄への道は善意で舗装されている」のかもしれません。

 

いったい何のためにお金を稼ぐの?

結局何のためにお金を稼ぐのかって本当に大切だと思うのです。お金は大切なのですが、あるレベルを超えていくとただのマネーゲームのようになります。もはや数字遊びの領域です。

今月は「○○万円稼げた」とツイッターで喜んでマウントしている人が、それでどうするの?と思うのです。こういう人は数字が上がったか下がったからしか興味がないのです。

「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。されど、財なくんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し」

よく野村監督が言っていますけど、財は必要だし事業を続けることも大切ですけど、それは人を残すことに通じないといかんと思うんですよね。マネーゲームのような仕事で金を貯めるだけでどうするんですか?グレーな手段で稼いでどうするんですか?自分はそうしたマネーゲームのような仕事はしたくないし、お金に取りつかれた人生は送りたくないものです。

 

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