いつか朝日が昇るまで

30代・40代の働く皆さんに役立つネタを提供しています。

就職できないのが甘えだと?氷河期世代も精神論で乗り切れということか

スポンサーリンク

f:id:gerge0725:20200218101345j:plain

就職氷河期世代のとしぞうです。日本の場合、就職できないのは自己責任だという人が多くて、われわれ世代は「努力が足りない人たち」のように言われているわけです。そして今回も相変わらず以下のような記事が出てしまうわけですね。

「自分と比べて甘えている」。そう憤るのは山口県内の50代女性だ。

 もともと事務職として勤め、出産後は清掃などの仕事を経験した。その中で見つけた割のいい日雇いの仕事を続ける。パソコンやスマートフォンも自分で買いそろえ、生活を紡いできた。「自虐的になっても何も変わりません。世間がどんなに変われば幸せになれると考えているのですか」と問い掛ける。

 広島市西区のパート男性(62)も「かわいそうだから雇ってくれと言っているみたいだ。会社は働いてくれる人材を見極めて判断する」と厳しい。「地道な努力の積み重ねをしないと。困っているのなら、もっと切迫感を持つべきだろう」

headlines.yahoo.co.jp

 

同じ境遇の人達が足を引っ張る

こうしたやりとりも見ていても分かりますが、批判するのは同じ境遇の人達なんですよね。自分は努力して働いているのに、君らは何を甘えているのか!!となるわけですね。この「ズルい」という感覚が全面的に出てきているように思うんですよね。

例えば生活保護もそうですが、生活保護を受けるのはズルい、生活保護が高すぎるから下げなさいとなるわけですね。でも生活保護セーフティーネットなのだから、自分がもし働けなくなった時に助けてくれる最後の砦なわけです。

自分が働けなくなるという想像ができないのでしょう。あと以下の大学の話もそうですね。

自分は頑張っているのに、あいつの方が成績が良いのはズルいとなるわけですね。全てがこのように損得勘定で生きていたら、みんな孤立化しますよね。社会全体で支えあうという形にはならないと思うんですよね。 

 

お前はダメだと言われ続ける中で挑戦できるのだろうか

 就職氷河期に苦しめられた世代と対話をして感じるのは、真面目で自分を責めてしまう人が多いことです。もう十分、自分を責めている。自信を失っている人には、思いや悩みを受け止めてくれる「心の安全基地」が必要です。気持ちを少しずつ打ち明けることで頭が整理され、将来に対して前向きになれるケースは少なくないのです

就職氷河期世代よ「甘えてはいけない」 諦めずに再チャレンジを できること積み重ねて(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

自分と他人は違うわけではないですか。そして歩んできた人生が違うと、努力できる基盤も違います。以下の記事にも書いたのですが、努力の量って人によって違うんですよね。

人から見たらそんなに努力していないように見えても、自分ではかなり努力をしているということがあるわけです。

note.com

あと失敗して「お前はダメだ」とさんざん言われると自己肯定感は低くなります。これは間違いないんですよね。自信を失うと前を向いて戦っていけなくなるんですよね。本人もそれではダメだと思っているわけですが、なかなか難しい。

そうした時にきっかけが必要なのですが、世間では努力が足りないと言われ、家族ですら「お前はダメだ」と言ってしまう。自分と比べてダメというのはもう辞めませんか。

家族と会社以外のコミュニティが本当に大事だと思う

 中には本当に努力もせず、家にいるだけの人もいるでしょう。でもここで問題になっているのは苦しんでいる人なんですよね。そういう人をどう救うかと考えると、やっぱりコミュニティだと思うんですよね。

www.gerge0725.work

「お前頑張っているよな」と言われるだけで、気持ちが楽になって前向きになれるんです。これは仕事だけではなく、育児も同じなんですよね。みんな頑張っているではなく、「あなたは頑張っているね」と言ってほしいわけです。

 

www.gerge0725.work

なんかみんなが安心していられる場所って少なくないですか。自分が思うには、そうした場所は仕事とも家族とも関係ない場所にあると思うんですよね。仕事が関係すると、そんなに安心できる場所ではないですよね。

ツイッターで知り合った人と会うと思うのは、安心できるコミュニティのような機能がここにはあるなということなんですよね。仕事全然関係ないしね。相手のことはよく分からないけど、頑張っていきましょうみたいなのが良いのです。

そういう場所がSNSの上だけでなく、リアルの世界でももっと増えてくると良いなあと思います。 

 

まとめ

就職できないと精神論で責められることが多いのですが、就職活動で落ちまくると自信なくなって、やがて就活しなくなるんですよね。でも働きたい人多いわけです。私もそういう人を雇いました。今は正社員です。

人間なのできっかけがとても重要なんですよね。そうしたきっかけを与えられるような場所を作らないといけないですね。もう精神論はいりません…。

 

noteでネットニュースマガジンを連載しています。ツイッターで見られる面白い話がチェックできます。初月無料なので中をのぞいてみてください。

note.mu