いつか朝日が昇るまで

30代・40代の働く皆さんに役立つネタを提供しています。

子供が引きこもりになったら家族はどうすべきだったか

スポンサーリンク

f:id:gerge0725:20190615224813j:plain

引きこもりの話、またも話題になっていました。きっかけはカリタスの事件と元農水省の次官が息子を殺害した事件です。特に元農水省次官の殺害動機が引きこもりであったことが注目を集めました。

元農林水産事務次官熊沢英昭容疑者(76)が長男の無職英一郎さん(44)を包丁で刺し、死亡させたとされる事件で、熊沢容疑者が英一郎さんについて「引きこもりがちで部屋にいることが多く、家庭内暴力があった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。

東京新聞:「引きこもりがち、暴力も」 息子殺害容疑 元農水次官が供述:社会(TOKYO Web)

こうした引きこもり問題は深刻化しており、特に引きこもりの高齢化が問題になっています。

 

www.gerge0725.work

また今回の事件の場合、この元次官に同情する意見もチラホラと見られます。

それで今回の問題に関して週刊ポストの2019年6月21日号で特集されていたので、皆さんにもご紹介します。 

引きこもりの定義は?

厚労省は引きこもりの定義を「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」としています。「働かない」「結婚しない」「家から出ない」という三要素がそろっている方が増えているということです。

前述したように引きこもりの高齢化は深刻になっており、家庭内でトラブルを起こす可能性もあるということです。ただ「自分が死んだ後にこの子はどうなるのだろう」ということが多いように思います。確かに働いていないのですから、不安ですよね…。

引きこもりのきっかけは?

引きこもりのきっかけは就職に失敗したり、資格試験に受からなかったりなどが多いようですね。就職の失敗は意外と多いと思います。それまではうまく行っていたいのに、就活の失敗で引きこもりになるというケースは大いに考えられます。

真面目な性格の長男は第1志望校の大学に合格し、楽しそうに学生生活を過ごしていた。しかし、就活時に50社を受けて一つも内定がもらえず大きなショックを受け、そのまま家にこもってしまった。いまでは口を開くのは週1回、それも『カネ』と言うだけ。断ると激昂されるので黙って1万円を渡しています。就活時に働く意欲はあっただけに、ひとつでも仕事が決まっていればと悔やむばかりです

(無職の長男と同居する元中学教師A64歳)

 

www.gerge0725.work

 

このように就活など人生のつまずきがきっかけに引きこもりに子どもがなった場合、どうすればいいのでしょうか。私も二人の子供の父親ですから、引きこもりの息子を持つという体験をしないとも限りません。

2年以内に相談すべき

こうした問題が起こると身内で解決しようと思ってしまうんですよね。日本の場合、家族の問題は家族で解決すべきという意識が強すぎるのではないでしょうか。もう20歳を越えたら、親の手を離れてしかるべきなのですから、積極的に支援を受けるべきでしょう。

「引きこもりの多くは、外に出たいと思っているのに出られなくて苦しんでいます。でも本人はその状況をどう打開していいかわからず、親の些細なアドバイスなどにも反発しがちです。家族間で解決させようと無理に努力するのではなく、専門の支援センターなど外部に相談することです」(高室氏)

さらに大切なのは期間です。とにかく早く相談することが大切なのです。

「個人差もありますが、長引くほど本人が外に出ることが怖くなり、解決が難しくなるケースが目立ちます…早ければ早いほどよいのでご家族だけでも相談に来てほしい」(引きこもりを支援するNPO法人CNSネットワーク協議会代表の後藤美穂氏)

引きこもりの人たちは人の役に立つことで、引きこもりから脱出できる可能性が高まるとのことです。確かに私の弟も人に必要とされたいと考えている人間です。障碍者施設などで「手伝ってください」とお願いされて、そのまま引きこもり脱出ということもあるようです。

確かに就活で50社落ちると「自分は社会に必要とされていない」と思いますよね。そういう中で自分を必要としてくれているところがあるというのは、大変うれしいことだと思います。

ただこの記事にも書いてありますが、そうした引きこもり家族を狙ったビジネスもあるので、注意すべきとのことです。ネットで検索せずに、「引きこもり家族会」に相談するようにしましょう。こうした人の弱みに付け込んでお金儲けをするのは最悪ですね。

まとめ

ここまで週刊ポストの記事をもとに、引きこもりについて説明してきました。おそらく引きこもった当初は「いずれ出ていくだろう」と思ったはずです。しかし、それがどんどん長引いて、解決できなくなってしまう。それでも家族は外部機関に頼れないんですね。

以下の記事にように親が出ていくことで働き始める人もいるのですが、そのケースは稀なはずです。やはりしっかりと外部機関を頼って解決したほうがいいでしょう。それも早めに相談するようにしましょうね。

18年間引きこもっていた男性 70代の両親は家を出て行き行方不明に - ライブドアニュース