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NewsPicksのコメントを見ると経営者側の意見がよく分かる~コンビニ24時間問題に思う

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コンビニの24時間営業問題、元旦営業問題が報道されています。コンビニ業界は競争も激しく、24時間営業は厳しいという声があがっているのは事実です。さらに人材確保の問題。人材を確保するのはとても大変ですよね。それはコンビニ業界だけではないですが、厳しいのは確かでしょう。

そこでこの記事では現在のコンビニ経営の問題を文春の記事に基づいて紹介します。そのうえで、NewsPicksのコメントの紹介をします。コメントに関しては「セブンイレブンが契約解除を通告」という記事に対してのコメントです。

これは時短営業をしていたセブン店舗に対して本部が契約解除をしたという話です。これに対する反応がいかにもNewsPicksらしいと思った次第です。

 

www.gerge0725.work

 

人件費が経営を圧迫

売上が伸びないのに最低時給が上がっていけば店の経営は苦しくなります。人件費が圧迫して経営が苦しくなることを防ぐために、オーナーやその家族がコンビニで働くことになるわけです。

コンビニアルバイトの時給は最賃に近いことが知られている。常時スタッフ2人を配置したとき、時給が5円アップすると人件費は年額で約9万4000円増える。時給152円アップならば、年280万円超増える計算だ。

 そこで加盟店では、オーナー一家が働く時間を増やすなどして、人件費の抑制に努めてきた。その結果、経営不振店では人件費が高い深夜にオーナーが独り、店舗に立つことが増える。しかし、それにも肉体的な限界がある。

(2ページ目)広がる「元日休業」 コンビニ問題の正体は24時間営業ではなくビジネスモデルの限界だ | 文春オンライン

人件費が上がることは中小企業の経営を圧迫するのは間違いありません。それでも最低時給は年々上がっていくでしょうから、中小企業やコンビニはつぶれていくところも出てくるでしょう。

もちろんこれにはそもそも経営のやり方がおかしい、そんな中小企業は潰れてしまえという中小企業淘汰論も出てくるでしょう。中小企業の経営に関わる身としては、その意見は真摯に受け止めますが、それでもただ最低時給を上げろと言われても難しいと言わざるを得ません。

そうは言っても、私がやっている事業に関しては経営の工夫で成長できる余地はありますが、コンビニ業界はどうなのでしょうか。かなり苦しいのではと思ってしまいます。

ビジネスモデルの限界?

今、本部に求められているのは、加盟店の利益をどう確保していくかということだ。従来のような売上を増やす商材やサービスの開発、省力化にとどまらない「省人化」システムの導入が必要になるが、すぐにどうにかなる問題ではない。

 そうすると、本部に納めるロイヤルティーの減額も検討すべきだろう。ただし、セブンは2017年の減額以来、年間160億円を加盟店に還元することになった。2020年予定の見直しではさらに年100億円がかかる。本部も容易に決断できるものではない。それならば、せめて経営が困難になった加盟店が離脱しやすい仕組みを考える必要がある。

(3ページ目)広がる「元日休業」 コンビニ問題の正体は24時間営業ではなくビジネスモデルの限界だ | 文春オンライン

確かにビジネスモデルは限界に来ていると思います。コンビニは売れているコンビニの近くにまたコンビニを出店するという方式を取っており、売上が下がって苦しいという話が出ていました。

人件費の上昇に対して、店舗だけでは対処しきれなくなっているのも問題です。本部は今後、店舗のためになることを実践する必要がありますが、そのために何ができるのか見えてきません。

私もコンビニ業界でアルバイトをしたことがありますが、あのビジネスモデルで店舗が儲かるのは相当大変だと思います。休みもないし、なぜコンビニオーナーになる?といつも思っていました。

私がアルバイトでいたコンビニでは、オーナーが自分でビジネスをしたくて店舗を開いたのですが、今もなんとか頑張っているで様です。しかし、文春の記事にもあるように、利益配分の仕方を変えなければ限界が来るのは確かでしょう。

 

NewsPicksから見るコンビニ24時間問題

NewsPicksのコメントには「契約だから」というコメントが多く見られます。確かに契約だからそれを守らないやつが悪いというのは理解できますが、店舗と本部の関係がこじれてしまうのは問題ですね。

このコンビニに対する苦情が多いということも挙げられていますが、それは他の店舗でもあり得るでしょう。また、本部のやり方に不満を持っているオーナーがいるなかで、こうしたことをやってしまっていいのでしょうか。

力で抑えることには限界もありますし、このような報道のされ方をしたらマイナスでしかありません。まあ、NewsPicksのコメントには報道の仕方が悪いというのもありますけどね(笑)。

newspicks.com

この問題はいろいろなところで取り上げられていますね。

「営業続ける」契約解除前最後の夜 時短営業のセブンイレブン (ABCテレビ) - Yahoo!ニュース

日本のセブンイレブン店舗 わずか1日の休業宣言が大問題に - The New York Times

実際にこの店舗で働いていた方で、このお店の対応が最悪だという証言もあります。クレームも実際に多いようです。

【セブンイレブン悪い気分】契約解除の東大阪セブンで働いていた人の証言がヤバイ・・・本部もクズだがこの店もゴミ : ゲームかなー

これは男の育休を宣言した政治家がアイドルと不倫して、男の育休の問題がどこかへ消えてしまった問題がありますが、今回もそうした面が無きにしも非ずです。

しかし先ほども述べたように、今回の問題は店舗と本部という問題で考えた方が良いですね。この店舗の属性は排除しても、本部と店舗の関係は考え直すときに来ているのは確かです。

 

コンビニ問題を他山の石としたい

私がやっている教室事業もFC事業で行っているので、コンビニ問題は他人事ではありません。もちろん規模は全然違うのですが、店舗も本部もwin-winになる関係は思った以上に難しいのかもしれません。

ただ本部も店舗もお互いがお互いのことを考えられる関係を築くことが、本当に大切だと思いました。本部が自分たちのビジネスのみに関心を持ってしまうとだいたいダメですね。これは教育業界でもあります。そうならないために自分たちも注意しないといけないと思います。

NewsPicksのコメントは経営側の意見が見られるので貴重です。ただ自分には違和感があるので、自分は「契約」という枠組みで切って捨てない工夫をしていきたいですね。

 

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