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凡人起業で勝つ!小原まさしげさんの著書を読んで思うこと

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スキルシェアサロンというある意味泥船に参加する小原さん。でもとても良い人ということで今回はその本を購入して読んでみました。結論から言うと面白かったので、皆さんにもおすすめです。

ツイッターは前からフォローしていて面白そうな人だと思っていたのですが、あのスキルアップサロンに参戦しているので、本を読むまでに至らず。でも今は連休中です。ここで読まねばいつ読むということで、キンドル版で購入させていただきました。その感想などをまとめます。

また自分も経営に携わっているので、自分の知識と照らし合わせながら、また自分自身が工夫していることも紹介しながら書きます。正直、大変なので起業なんてしない方が良いのですが、起業したいという人のヒントになればいいかなと思います。

 

凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

 

先行者利益とスピード感

まずは何を選んで起業するかですよね。ネット関係のベンチャー企業は多いですし、ベンチャーキャピタルでかなりの出資金を貰えたぜみたいな話は多いのですが、自分もそうなれると思わない方が良いですからね。なれたらラッキーぐらいの気持ちが良いです。

そのため金はなるべくかけない方が良いです。そこは小原さんも言っていますね。私たちが事業を始めた時は国民政策金融公庫から借りました。利子も安いのでお得です。あと出資したいという人もいましたが怪しいので断りました。これ、出資受けていたら大変だったと思われます。

それで何で起業するか何ですけど、小原さんは以下のように書いています。

好きなことを仕事にするより、負けないことをやるほうが失敗の可能性が低いと考えたからです。

小原聖誉.凡人起業35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。(Kindleの位置No.211-212).CCCメディアハウス.Kindle版.

自分がその市場の中でどれだけ力を発揮できるのかを突き詰めていくほうが、本質的です。自身のバリューを出しやすいところを、戦略的に見つけていくことが先決です。

小原聖誉.凡人起業35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。(Kindleの位置No.341-343).CCCメディアハウス.Kindle版.

そうです、好きなことだと好きだという感情だけで走ってしまいます。だから何だったら負けないか、つまりニッチな市場を探すことを始めるべきです。その中で自分ができそうなことを探していく。私も今の仕事が好きかと聞かれれば好きではないと答えているのですが、勝ち負けで言えば負けない自信があります。そして今のところ、何とか軌道に乗っています。

そこで大切なのは、たたき台を早くつくることです。完璧なものをつくって遅れるより、8割でいいので「これでいける」というものを出して先行者になったほうがいい。

小原聖誉.凡人起業35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。(Kindleの位置No.222-224).CCCメディアハウス.Kindle版.

もうひとつ大切なのはスピード感です。起業するとどうしても完璧なものでスタートしたくなるんですよね。でも経験上、完璧になることなんてありません。すぐにスタートして失敗したら修正すれば良いのです。最初の時は失敗してもそんなに大きな失敗にはなりません。最初に失敗しておいた方が良いんですよ。

8割ぐらいでスタートしてしまって、走りながら修正していく方が賢明です。小原さんは先行者利益を強調していますが、確かにこれはあります。サービスを乗り換えるってエネルギーがいることなので、最初に入ったサービスを続けることが多いですよね。だから最初に始めた方が良いのです。そして他サービスでよさそうなものを取り入れていく。それでかなり勝てます。

怪しい人には注意

これは小原さんの本には書いてありませんでしたが、融資を受けて起業すると怪しい人が湧いてきます。俺にもお金くれとなるわけですよ。そうするとあんまり必要ないことにまでお金をかけることになります。これは要注意です。うちはですね、なぜかペッパー君を入れてしまいました。2年で解約しましたけど、ほぼ役に立たず。ソフトバンクには申し訳ないですが、なんで入れたのか分かりません。

凡人起業のあり方とは

それで凡人起業ですが、負けない分野で素早く企業なのですが、小原さんは以下のようにまとめています。

1.事業の設計、日々の運営、営業資料、フェイスブックでの情報発信などすべての活動の起点、社内外のメッセージの起点を「市場」「相手」「客観性」にすることで〝信者〟をつくる
2.戦うべき市場を決めたら、その市場のプロとなると決め、メッセージを発信する
・「ドローンだったら○○さん、VRなら××さん」のようになる
・メッセージを発信するところに情報が集まる
・大企業は情報発信が苦手。スタートアップの強みを活かす
3.シェアを意識し、トップシェアを獲得するリアクションを取る・大企業が集客してくれるなら提携もアリ・社内では、売上利益よりも市場シェアを本質的なKPI(重要業績評価指標)とする

小原聖誉.凡人起業35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。(Kindleの位置No.1185-1192).CCCメディアハウス.Kindle版.

集客に関してはチラシもやりましたし、折り込み広告もやりましたし、雑誌に広告も載せました。でも一番効果があったのはウェブですね。ウェブ検索でほとんどの人が来てくれました。さらに口コミ。これは大きいです。とにかくお客様に知ってもらうことを重視していました。

また私がやっているのは教室事業なので、教室に来てもらえるような仕組み作りですね。さらによく地域の教室を謳うところが多いですが、我々はそうはしませんでした。遠方からも来てもらえるような教室、つまり場所が遠くても期待と思わせるサービスの追求をしています。

ストーリーの重要性

私自身が起業で重視したのは差別化なのですが、その中でもストーリーが大切だと思っています。仕組みや中身はすぐに真似されます。先行者利益があったとしてもなかなか難しい。でもストーリーは真似するのが難しいです。なぜならそれはあなた自身のストーリーだからです。

そのため、この事業をやるんだとなれば、あなたがなぜそれをやるのかを必死に考え出します。そしてそれがお客様に共感されるように伝え方を工夫するのです。そうすることで、独自の事業になっていきます。

自分たちで「ここがユニークなんです」なんて伝えなくても、「他にはないサービスですね」とお客様から言ってもらえます。そうなるためにはかなり時間もかかりますし、工夫も必要ですし、精神的にも辛いことが多いのですが、そこまでやらないとなかなか事業としては生き残っていけないでしょう。

まとめ

スキルアップサロンには関心はないのですが、小原さんの本はとても面白かったし、この方なら責任もって起業をサポートしてくれるのではないかなと思いました。だからといって起業は勧めないのですが、どうしてもしたいという方はまずはこの本を読んでみたらどうでしょうか。おすすめの一冊です。