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ブロガーが言及し合う文化が廃れた理由を考える

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ブログ文化の変容という話題ですが、確かにそうした側面があるのかなと思う。私がはてなを始めた2013年ぐらいは、まだはてな内で言及し合う文化があったと思う。はてなブックマークが変わってしまったというのはあるし、ブログ文化そのものが変わったというのもある。

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

はてなブログを目にする機会が減ったのでは?

はてなブックマークは「言及した複数のブロガーの一覧」が眺められる仕様だったため、一人が書いた記事に複数のブロガーが次々に言及しているさまが可視化されていた。これが、ブログ記事を書く動機になっていた人も少なくなかったように思う。少なくとも私は、「みんなが言及しているから自分も何か書こう!」と思うことがたびたびあった。

確かにこれはあると思う。誰かのブログに言及するために記事を書く。それは批判的な内容が多いかもしれないが、こうしたことは以前はたくさんあった。今も他のはてなブログの記事を読んでいる人はいると思うが、ブログでの言及はほとんどされない。

また、はてなブックマークにそもそもはてなブログが出てこない。はてなブログをブクマしても新着エントリーとして挙がってこないので、目にすることもないのである。そのため、ブログが言及されない現象が起こっているように思う。

シロクマ (id:p_shirokuma)さんが最初に言及したものも増田である。

互助会批判の影響

自分がこれも影響があるのではないかと思うのは、互助会批判の影響である。ブクマを付け合ったり、ブログで言及し合うことが互助会の文脈で批判されることがあるのである。もちろん互助会らしきものも存在しているが、そうした批判で委縮するのはむしろ互助会ではない人たちであろう。

 

www.gerge0725.work

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2013年ぐらいの時は言及し合っても互助会批判は出ていなかった。互助会批判はその後である。その原因を考えれば、2013年ぐらいのブログの言及は批判的文脈での言及が多かったからだと思う。

他のブログに言及したとしても、それは批判的文脈であったため、互助会だとは言われなかった。しかし、それが今は懐かしいウェイ系で仲間間の言及が互助会だと批判され、その後、ブログ間の言及はあまりされなくなったように思う。

少なくとも批判的な文脈での言及は、はてなブログの新規参入者が増えた現在、ほとんどないといっても過言ではない。 はてなブログの批判は増田で行うということも見受けられる。昨年の互助会批判はそんな感じであった。

 

ブログ文化の変容

ブログ以外のメディアが盛んになってきたから「ブロガーが次々に言及する」カルチャーが衰退しただけでなく、そもそも複数のブロガーがひとつの話題に群れ集うための場がひとつ失われたのだから、00年代のようにブロガーが群れ集うことは難しくなっている。

そもそもブログをなぜ書くのかという目的が変わってきたように思う。ひとつはマネタイズブログである。ブログの目的そのものが変わっていると言える。ブログを書く目的はお金を稼ぐためとなれば、他者のブログに言及するのではなく、マネタイズできるブログを書くようになるわけだ。それはひとつの流れのようになっているし、批判すべきものでもない。もうひとつはブログの書き方の変容である。

「ブログを書くためにネタを探す」のではなく「ネタがあるからブログを書く」のである。これは当たり前のことだろうと言われるかもしれないが、なぜブログの言及があったかと言えば、それがひとつのネタだからである。

「よし、ブログ書くぞ」からの「ネタ探し」なのである。そこには、何かを発信したいという欲求があったのではないだろうか。もちろん言及されたからそれに対する批判をするというのもあった。そうしたやり取りがブログ上で繰り広げられていた。ある意味、ツイッターのように。

それに比べて、今は「ネタがあるから書く」わけだから、そのネタは身近な話題になる。そしてネタが無ければ書かない。ネタはブログに限らない。ツイッターの内容でも良いのだ。とにかく自分発である。

情報収集の手段の多様化

私も以前ははてなブックマークをよく見ていたが、最近は全く見ない。やはり情報収集手段が多様化したのと、ツイッターの方が速報性があるので、情報収集手段としては優れていると思う。

はてなブックマークそのものの機能が変わってきたのは間違いない。現状では使い勝手がいい情報収集手段だとも思えない。今後どうなるのかは分からないが。そもそもはてなはこのサービスをどうしたいのだろうか…。

 

まとめ

ブログで言及し合う文化が廃れた理由について書いたみたが、そもそもそうした文化ははてなに限ってなのかもしれない。ブログそのものの目的が変わっている現在、他者のブログに言及するのは変わり者なのかもしれない。そんなことを思った記事だった。