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労働集約型の仕事で生き残る道を探すしかないかもしれない

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労働集約型の労働をバカにする人たちがいますよね。労働集約型の仕事なんて辞めて資本集約型の仕事しろよなんて煽るわけですよね。時給脳なんて馬鹿にしていた人もいます。しかし、この辺りってもう少し整理したほうがいいと思うんですよね。

あともうひとつが知識集約型です。しかし、これは労働集約型の要素も入っているんですよね。労働集約型は人間の労働力に依存している産業のことで、人件費が高くなります。私が従事している教育産業も労働集約型です。

労働集約型は売上が伸びると人を増やす必要があるため、人件費も増えていきます。売上を伸ばすためには誰かが働く必要があるというビジネスモデルですね。もちろんある程度自動化できますが、自動化できない部分も残るのが労働集約型の産業です。

資本集約型は資本を投資すれば売上が伸びます。設備投資がかかる一方で、売上が伸びても人件費がそれほど増えないので、利益はたくさん出ます。現在の製造業はこうした部分があると思います。

次に知識集約型は知識を使って売上を伸ばすビジネスですから、労働集約型のひとつだと言えます。税理士などの士業はこれにあたりますよね。しかし、こうした知識はどんどん自動化されて、資本集約型に置き換わっていく可能性が高いでしょう。

 

資本集約型のビジネスができるのはごく一部

資本集約型のビジネスをしようという人もいますが、そんなことができる人はどんどん少なくなっていくでしょう。利益率が高いビジネスはどんどん企業が参入してきて、個人では難しくなってきます。なぜなら資本集約型は資本力がものを言うからです。

資本力がある企業は資本を大規模に投入して、それで勝ちにきます。最近のグーグル検索結果を見れば火を見るよりも明らかでしょう。Youtubeも同じですよね。教科書とか出している人は大丈夫でしょうか。

知識集約型は資本集約型に置き換わっていく

では知識集約型でと言うかもしれませんが、知識集約型もAIの登場で、資本集約型に置き換わっていくものも出てkます。例えば士業の中にはすでにAIでその代替が可能なものもあります。

税理士の皆さんはそうした危機感があるため、コンサルなどの業務をサービスの一環で行っていますね。コンサルは資本集約型に置き換わらないだろうというわけです。これは個人でも稼ぐことができるものですが、先ほども述べたように知識集約型は労働集約型の一形態ですので、稼げる額にも限界があります。

 

労働集約型が資本集約型に置き換わると起こること

現在の労働集約型産業は徐々に資本集約型産業の色彩を強めていくだろう。そのため、中長期的には、生産拠点の決定において労働コストが果たす重要性は次第に低下していく可能性が高い。むしろ、①最終需要地との近さ(地理的な距離、輸出入の手続きの容易さなど)、②設備導入・運用環境(資金調達環境、設備投資に関わる税制優遇措置、電力の安定供給・コストなど)、がより重要な立地決定要素になっていくと考えられる。その結果、低い労働コストが輸出競争力や経済成長の源泉となっている低所得のアジア新興国は、将来的には自動生産技術の一般普及によって経済発展が困難になるリスクがある。持続的な成長を遂げるためには、創造性や対人スキルを核として、自動生産技術によって代替されにくい産業を育成していくことが求められる。こうしたことを踏まえると、多くの新興国にとって当面は物流・電力といった経済インフラの整備が重要課題となるものの、それらが一定水準に到達すれば、教育水準の向上など人材開発の重要性がより高まっていくだろう。

アパレル生産からみたアジアの労働集約型産業の未来|日本総研

これを見ていくと面白いのですが、労働集約型の産業が資本集約型に移行すると、低い労働コストの国で物を作る必要がなくなります。現状ではまだ労働コストが低い国で生産しているとは思いますが、将来的には場所は関係なくなるでしょう。

そうすることやっぱり人が重要となるのですが、先ほども述べたように知識集約型の仕事でも資本集約型に移行するものもあるので、資本集約型に移行できない仕事がこれから生き残っていくはずです。

結局自分たちができるのは置き換えられない労働集約型の仕事ではないのか

それで知識集約型も含むのですが、最終的に労働集約型の仕事が生き残るのではないかと思うんですよね。もちろん全てではありません。ほとんどの仕事は資本集約型に変わっていくのですが、一部が残るのです。

それが介護かもしれないですし、保育かもしれません。あるいは塾かもしれません。そうしたものも自動化されるかもしれないのですが、自分が面白いと思ったのは、自動化されたら面白くなかったという話です。

今、塾はeラーニングが導入されていて、タブレットで勉強している子がたくさんいます。塾も人件費が減らせるし、ラッキーな側面があるわけですね。資本集約型への転換だというわけです。

そして結果として成績もアップ。これは生徒が増えるぞと思ったら、生徒が減ってしまいました。なぜでしょうか。それは面白くないからです。塾に行って、タブレットに向かって勉強して家に帰る。何のために塾に行くんですか?

つまらないという理由で成績が上がったにもかからず、退塾者が増えたそうです。そうしたことを聞いて、知識以外のものもいっしょに提供しているビジネスは生き残るのではないかと思ったんですよね。

労働集約型はダメと批判する人もいるわけですが、我々は人間なのですから、人間が必要とされる仕事があるんですね。意外とそうしたところに目を向けると、これからのビジネスで何が大切か見えてくるのではないでしょうか。

 

まとめ

労働集約型のビジネスをしている私としては、知識集約型のビジネスを取り入れつつも、労働集約型の部分をうまくアピールして差別化を図っています。そしてそれの方がウケが良いです。ビジネスって面白いなと思うところですね。

これからどうなるのか分かりませんが、資本集約型では大企業に勝てないので、労働集約型を突き詰めるのもひとつのやり方ではないでしょうか。そんなことを考える、今日この頃です。

 

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