いつか朝日が昇るまで

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宮台真司氏のクソが増えている社会についての感想

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かなり前の番組だったのですが、amebaTV宮台真司氏と田原総一朗氏が出ている番組が出ていました。ちょうど令和になる前の討論会だったみたいですね。相変わらずの田原氏なのですが、久しぶりに宮台氏を見て、「ああ、そうだな」と思ってしまいました。

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宮台氏の口調は好き嫌いはあると思うのですが、言っていることは自分も感じていたことなので、簡単に紹介しつつ感想を述べたいと思います。いずれにせよ、このままだと今後の日本に明るい希望を見いだすことは難しいですね…。

 

「クソ=損得勘定でのみ動く人々」と孤立化

宮台氏はクソをよく使うのですが、クソ国民というのは自分の損得勘定でのみ動く人たちです。そして日本社会は自分の所属組織のことしか考えておらず、その中での出世を目指すとのこと。

その上、極度の嫉妬社会。自分の近くの人が可視化され、それに対して嫉妬してしまう。「自分が働いているのに働かないでお金を貰っている奴がいる」と生活保護費を下げようとする。

確かに私も感じたのが子ども手当ての時もそうした議論が出てきましたね。自分のことしか考えない、自分の所属している組織のことしか考えない。そしてネット社会。ネット社会も自分の見たいものだけ見ることが許される仕組みですね。

そのため界隈の人達を見ていると、自分たちの経済圏で仕事を回し、その中でのステータスを得ようとする。そしてその外の世界には関心がない。見たいものしか見ない。批判者はアンチと排除する。そんなやり方ですよね。

彼らは会社員を批判していますが、やっていることは会社員以上の組織的行動です。そしてあまりにも利己的です。それでも強く生きていけばいいのに、ひとりだと不安なんですね。見ているとかわいそうになってきます。

 

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労働生産性も給料も上がらない社会

日本社会全体の問題なのですが、労働生産性が上がりません。これは経営する側としては耳が痛い話ですが、マクロの話をするとリフレ派批判なんですよね。物価上がったけど給料上がらないよね。物価だけ上がれば生活苦しくなるの決まっているよね。増税もキツイよね。

無理やり最低時給を上げる方法もありますが、段階的に上げないと経済が混乱する気もします。東京で事業をしているので、それなりに時給高いので自分たち、頑張っている気がする。でももっと給料払えないといけないと思います。

まあそんな話になるわけです。あと労働生産性については、IT化の遅れがあるわけですね。もっとIT化させないと労働生産性が上がらないという話なんですよね。確かにIT化すれば労働生産性が上がるのだろうけど、なかなか設備投資しないんですよね…。

 

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コミュニティの重要性

 これまで国や会社が国民を守ってきたわけですね。しかし、国は個人を守れなくなりました。会社は終身雇用は無理です。さて、これから私たちはどうすればいいでしょう。損得勘定で動く人が増えると、「自分のことは自分ですべき」と自己責任論が流行るわけですが、何でも自己責任で片付けることはできません。誰しものがいきなり働けなくなることはあるわけです。

大切なのはコミュニティだよねというのが宮台氏の主張なんですよね。そのためには各自が損得勘定以外で動くベースを作っていく必要があるとのこと。社会システム論はどこに行ったのかとは思ったのですが、やっぱり人なんでしょうね。

国や会社が個人を支援できないときに、国はコミュニティを支援し、そのコミュニティ内でお互い助け合って生きていく。こうした社会モデルを提示していますが、確かにそうしたやり方しかないのかもしれません。

結局、誰も助けてくれない社会では生きづらいし、孤立化していきます。「幸せって何ですか?」という話になるし、自分に自信もなくなってしまいます。社会やコミュニティとの接点を失うと、評価は自己評価でしかなくなります。

しかしそもそも評価は他人がするもので、自己評価だけでは生きられないわけですね。人に認められることが自分の評価につながり、そこで生きていくことができます。そのためにはコミュニティを回復しないといけないとなるわけですね。

自分たちの主体性を回復することが大事

それでそうしたコミュニティがあるならそれでいいのですが、まずはコミュニティを回復しないといけないんですよね。それは社会の責任を引き受けるということを意味しています。責任を引き受けることがコミュニティを形作り、主体性を回復することにつながります。

それは結果として個々の人達に孤立化を防いでいく。そしてそれは人間が今後も生きてくことを可能にする。そしてそうした人たちを増やしていくことが大事なんでしょうね。そのためには教育が…という話でしょう。

 

まとめ

損得勘定がダメではなく、それだけではダメになるのは確かだと思うんですよね。お金を持っているようなのにちっとも幸せそうに見えないわけです。会社での出世のみに頑張ってきて、それが終わった後に何が残るかというのもあります。

社会のために何かしろとは言わないですが、自分の所属組織の外にも関心を持って関わっていくことが、コミュニティを作り、自分の存在を証明し、幸せに生きていくことを可能にするのではないでしょうか。

自分はフリーランスでいろいろな組織に関わっているので、そうした考えが持てるのかもしれないですが、ほとんどの人がちょっと視野を広げると、属している組織はもっとたくさんあるはずですね。そんなことを思った日曜日でした。

 

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