いつか朝日が昇るまで

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今のはてなの現状は読み手と書き手の対立の結果である

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はてなの世界は面白い。特に長く見てくるとそのように感じる。このブログは2013年にはてなブログに移行しているけど、その前の2009年からFCで書き始めているので、もうすでに10年以上が経過している。ほんとは2005年から書いていたけど、その黒歴史は幕を閉じている(笑)。

はてなダイアリー時代から書き続けている人にとっては、はてなブログからはてなのサービスを始める人はまだ初心者だと思われるだろうが、以下のゆきにー (id:yuki_2021)さんの記事を読んだので、はてなの世界で思うことを書いてみる。

結論を先に述べれば、はてなの歴史読み手の書き手の歴史だと思う。その対立構図がはてなブックマークというプラットフォームに持ち込まれた結果が今である。

www.ituki-yu2.net

 

 

はてなブログ」は質が悪い

はてなブログは2013年に正式にスタートしたので、私はそのスタートした年にはてなブログに移行している。FC2から移行した理由のひとつがただ書き続けることの孤独感。PVだけみて数字が上がった下がったを見ても何も面白くない。

ブログを始めたころからはてなのサービスには興味はあったし、はてなブックマークも利用していたので、さまざまな手斧が飛び交っているのは知っていたけれども、そのやり取りがあるのがうらやましかった。

そんなことを思っていたので、思い切ってはてなブログに移行したのである。当時は「はてなブログ」が正式にスタートしたばかりだったのだが、「はてなブログ」の質が悪いという話は出ていた。

あの当時、はてなブログで書いていた人で集まったことがあるけど、皆さん、「はてなブログ、質は悪くないぞ」と言いたい感じがあった。「俺たちのブログには価値がある」ということを主張していたように思う。ここでもすでに読み手と書き手の対立はあったのである。

「テクノロジー」カテゴリーを汚すな!

 「はてなブログ」が誕生すると当然、はてブされるブログが増える。結果として新着エントリーに上がる、人気エントリーになることが増えた。当時は今と違って、3ブクマ付けばほとんど新着エントリーとして上がっていた。

当時は一度カテゴリー付けされるとそれを変更できなかったので、全く関係ないカテゴリーに上がってくるブログが多かった。そこで「何でこれがテクノロジーのカテゴリーにいるんだ!!」という問題が出てくる。

はてな利用者には技術者が多く、テクノロジーのカテゴリーは情報収集の場として利用されていた。そこに全然関係ない「はてなブログ」の記事が人気エントリーで入ってきたわけだ。

「これはおかしい」となり、今ではカテゴリーを変更することが可能になっている。このように「はてなブログ」は誕生した時からすでに、質が良いコンテンツを提供していないと思われていたのである。

 

「互助会」の誕生で「はてなブログ」批判高まる

2014年には互助会誕生でいよいろ「はてなブログ」批判が高まる。これまでもコンテンツが良くないもので新着エントリーに上がるものはあったが、それでもまだ数は少なかった。

しかし、はてブを付け合うことで明らかにコンテンツに問題がある記事でも人気エントリーに上がってきた。またこれまで読み手と書き手の対立はあったのだが、この時にそれが一気に顕在化したと思う。

なぜならこの問題は書き手が読み手としてブクマし合うことで、読み手としてのみサービスを享受していた人たちが排除されてしまったからである。これまでの読み手と書き手という構図を大きく変えてしまったのは確かなのだ。

「必要な情報が読めない」という批判はそのまま「はてなブログ」批判に向かう。もしくは人気エントリーは見ないとなる。当時から私も人気エントリーは見ていない。信頼できるブクマーカーを見つけて、お気に入りに登録し、そのコンテンツを見るようにしている。

これが読み手の側がはてブを利用する方法になってきていると思う。「はてなブログ」が人気エントリーに上がるため、もはや人気エントリーに価値はないというわけだ。当時、互助会批判をされながらもはてなでアクセスを稼いだ方は、今は凄い人のような扱いを受けているが、ああいうのを見るとモヤモヤしてしまうのは読み手も書き手も同じである。

読み手と書き手の対立としての帰結

今のはてブ及びはてなブログの現状は読み手と書き手の対立の帰結である。結局のところ、それでどうなるかと言えば、使いづらいサービスとなってツイッターなどのサービスをメインに使うようになるのだ。 

 

www.gerge0725.work

読み手に取って良いサービスが書き手に取って良いサービスとは限らないということが根本にある。読み手にとっては良いコンテンツを読みたい。これは当たり前のことだ。一方で、書き手は自分の書きたいことを書きたい。そのうえで多くの人に読んでほしい。 

しかし書き手にとって良いコンテンツだと思っていても、読み手に取っては良いコンテンツではないということはよくある。「お前の話に誰も興味がない」「素人のブログ論に意味はない」と言われるゆえんである。

読み手に合わせてコンテンツを作り続けるのは「作業」である。もはや仕事の領域。これはお金が稼げるとしてもそうなる。読み手が必要としないものでも自分の書きたいことを書く。しかし、それを読み手は必要としていない。

そこでプラットフォーム側は読み手が必要としないものを排除するのか、それとも書き手に寄り添うのか、その選択を迫られる。現状のはてブは読み手を重視する。それは当たり前で、はてブは読み手が使うサービスだからである。

では書き手に寄り添うサービスがはてなにあるのだろうか?

 

良い書き手を育てることで良いコンテンツが増える

書き手が書きたいことを書いたとしても面白いコンテンツはたくさん存在している。しかし、問題なのは面白い書き手になるまでに時間がかかるということである。最初から面白い書き手は稀である。

そもそも文章が上手という人もいるが、そうした人はすでにどこかで文章を書いているだろう。これからブログを始めようという人は文章も上手ではないし、中身もない。そして有益な情報を届けられないかもしれない。

しかし、それでも誰かに読んでほしいと思っている。それは承認欲求なのかもしれないが、 そうした読み手がブログを継続することで、読み手が面白いと思える記事が出てくる。

このブログも記事は多いが、その中で、はてブが多く付いたものもある。長くブログを継続していれば、そうした記事は少なからず書けるものである。書いたものが全て読み手の心をとらえるようなことはない。でも何記事かにひとつぐらいはそうした記事もあるのだ。

それは書き手がブログを更新し続けているから起こるわけであって、最初からそうした記事が書けるわけではない。つまり、良い書き手を育てることで、良いコンテンツが生まれ、読み手にとっても読む価値があるものが生まれるのだ。

それまで書き手が継続してブログを書き続けることができるか、その環境をプラットフォーム側は提供しなくて良いのか、そういう話なのである。

 

まとめ

自分がはてなを見ていると読み手と書き手の対立の歴史だなあと思う。そしてその歴史は、はてブに関してはすでに決着済みである。そうした中で、今度は書き手をどうするかという問題があるのではないか。

書き手は何もしなくても書き続けるかもしれないし、新規参入は増えてくると考えているのかもしれないが、そんなに甘くはないと思う。動画もあるし、noteでブログを書く人もいる。

これからはてなは書き手に対してどのようなサービスを提供するのか、それがアフィリエイトを許可するということだけであるとしたら、かなりズレているとしか言いようがないのである。

 

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