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学歴分断社会~非大卒という生き方

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皆さんは学歴分断社会という言葉をご存知でしょうか。学歴分断社会とは学歴によって年収や職業などが異なるという意味です。日本は平等な社会であると言われてきましたが、そうした前提はいつの間にか崩れているようです。

しかし、その崩れ方というのも大卒だから給料が良いというわけではなく、非大卒でも給料がいいという崩れ方なのです。ただし、それが社会に浸透しておらず一部の方だけなのですが、非大卒という選択をしてそれで給料も高く幸せだという方たちがいるのです。

今回は「日経ビジネス20190812」の「見直せ学歴分断社会」という記事をもとに非大卒という生き方について考えたいと思います。 

 

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大卒よりも快適な暮らし

世間一般では、大卒型より幸福度は低くなると思われがちな非大卒型人生モデル。だが現実には、低コストの生活環境と大家族的な暮らし方で、吉角氏のような快適な生活をしている人を見つけるのはさほど難しくない。(34頁)

田舎に住んで生活コストを抑えるというやり方はありますね。特に親と同居することで、家賃を抑えられるのは大きいです。しかし、この雑誌にも出てくるのですが、住んでいるのが北関東。田舎といえば田舎ですが、地方ではありません。

私も埼玉に住んでいたことがありますが、家賃が安く、とても快適でした。そのうえで働くのは東京というのはかなり便利です。つまり田舎に住むかどうかよりも、親と同居するかどうかというのが生活コストを下げる意味でも有益でしょう。

 

www.gerge0725.work

 

あえて非大卒という人生を選ぶこと

収入は少なくても、低コストの生活環境で協力し自由な暮らしを営んでいることを知る。

(中略)

収入は激減したこともあったが、後悔はない。

少なからず存在する幸福度の高い「非大卒型人生モデル」の人々。とはいえ、全体としてみれば、地方にはまだ、地元の高校を出ながら苦しい生活を送っている人も数多くいるのが現実だ。(35頁)

ここで紹介されている方は大卒ですが、「非大卒」という人生モデルを選んだ方です。おそらく大卒でなければ、そうしたモデルで収入を確保することは難しいでしょう。私も地方出身なので分かりますが、地方の仕事はどんどん無くなっています。

特に製造業は海外への移転がなされているため、働き口がありません。あったとしても派遣労働で給料が安く抑えられています。大卒であるがゆえに選べる「非大卒型人生モデル」という矛盾が存在しているのです。

地方でも高い給料で生きていく

 そうは言っても地方の企業で高い給料を払うところもあります。

「労働集約型の働き口を増やしても意味はない。高収入の職場を作ることが地域の魅力につながる」(アラタナ・浜渦社長)(36頁)

確かに地方でもウェブ関係の会社で給料がいいところはあります。我が地元でもそうした会社がありますし、実際に私の親戚はそうした会社で働いています。問題はその数が少ないことでしょう。みんながそうした会社で働けるわけではありません。

さらにそうした職に大卒でない人がつけるかどうかも怪しいです。少なくとも私の田舎では難しい。この学歴分断線が消えたとしても、収入による格差は残り続ける、もしくは拡大するのではないでしょうか。それが学歴による分断よりはマシであるとなるのかもしれませんが。

番外編~「高学歴ホスト」という仕事

この記事では「高学歴ホスト」の方も紹介されていました。企業が学歴分断線を壊すのではなく、個人が自ら壊しているということです。

良い大学を出て良い会社に入る「大学型人生モデル」はある意味で、変化の少ない低体温の世界。その上、今は、そのルートを選んだとしても生涯の安定が保証されるわけではない。(37頁)

それはそうなのですが、良い大学を出て良い会社に入りたいという人は多いんです。しかし、昔と違って「良い会社」の定義が変わった思うんですよね。昔は給料高くてつぶれない会社ですけど、今は潰れる可能性もありますし、リストラされる可能性もあります。

若い人にはベンチャー企業に行く人もいますし、大卒自らが大企業ではないところを選ぶことは多いのではないでしょうか。これは大卒の方が選択肢が多いということを意味していて、決して学歴分断社会が無くなることを意味しているわけではないと思うのですが。

まとめ

今回は学歴分断社会の中で、特に「非大卒という生き方」について書きましたが、実際に非大卒ではない人も登場していて、大卒者が非大卒の選択肢があるという話になっていると感じました。

もちろん学歴だけで全てを判断できないのですが、ひとつのフィルターとして機能することは今後も変わらないでしょう。そういう意味でも事情があって高卒で終わらなければならない人たちにお金を払って大学で学んでもらった方が良いなと思うのは私だけでしょうか。そんなことを考えるきっかけとなった記事でした。

 

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