いつか朝日が昇るまで

30代・40代の働く皆さんに役立つネタを提供しています。

学校の先生もういないの?18時以降は対応しませんはダメなのか

スポンサーリンク

f:id:gerge0725:20190726223631j:plain

皆さんの小学校は何時まで学校の電話を取ってくれますか。私の息子が通っている小学校は18時以降は留守電になります。それが普通だと思っていたのですが、「そんなのダメだよね」と思う人がいたのです。

そんな中、コメンテーターの一人として出演した若槻は、「何かあったらどうするのか。18時以降対応しないで、もし子どもが帰ってこなかったらどうする」などと教師に反論。教師は「それは学校の役目ではなく、たとえば万引きがあったら警察の役目、他に何かあっても親の役目と思う」と意見を述べるも、若槻は「寂しい。もし子どもが帰ってこなければ心配になってさがすが、見つからなかったら学校に電話する。(時間外なら)それも対応してくれないってことですね」と疑問を呈した。

若槻千夏、教師と時間外対応で激論 “モンペ発言”と批判で謝罪(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

意外と多いかもしれない若槻千夏さんのような保護者

この問題を受けて、教育研究家の妹尾晶俊さんは次のように述べています。

こうして具体的に考えると、若槻さんの発言は、特異なものというよりも、むしろ、多くの学校、あるいは保護者の心情では、ありがちな話かと思います。

news.yahoo.co.jp

そうです、意外とこうした考え方の人は多いかもしれないのです。私たちの小学校は最初から18時に電話が留守電になるので文句は出ないのかもしれませんが、もしいきなり後期から18時以降は電話に出ませんとなれば、かなりのクレームが来るかもしれません。

今回の若槻さんのような発言について、安易に”モンペ(モンスターペアレント)”だとラベリングするのも、いかがなものかと思います。保護者等の多くは、学校の実情を必ずしもよく知っているわけではありません。定時って何時までかも、ほとんどの保護者が知らないでしょう。学校側も説明してきませんでしたから。保護者等との認識や考え方にいっていのギャップや違いがあるのは、当然です。そこを両者でよく話し合っていくことも大事なことであり、モンペとラベリングするのは、お互いのコミュニケーションを遠ざけることにもつながりかねず、マイナス影響のほうが大きいのではないでしょうか。

確かに学校のことってほとんど分からないです。私の場合、PTA会長をしていますから、まだ分かりますが、昨年度は何もPTA活動に参加していませんでしたから、何も知りませんでした。

今はやっと学校の仕組みも分かりますし、先生がどのようなことをしているかも分かりますが、何も分からないと子どもをただ預けているだけという意識になるかもしれません。これは保育園でも同じなのですが、自分も働いていますが、相手も働いている人なんですよね。

これ意外と忘れがちで、自分が働くために相手に過剰に要求するというのは、おかしいということはすぐ分かるはずなのですが、やってしまう人が多いのです。「もっと学校も早く開けてください」という要望もあります。

確かに保育園は朝7時から預かってくれるところもあります。でも学校は違います。その先生にも家庭があるのです。それで朝7時は無理です。しかも毎日…。そうした先生も同じ労働者であるのだから、お互い助け合わないと思うんですよね。

 

www.gerge0725.work

www.gerge0725.work

www.gerge0725.work

 

モンスターマザー: ―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い― (新潮文庫)

モンスターマザー: ―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い― (新潮文庫)

 

 

学校か家庭かという選択肢では難しい

学校か家庭かという綱引きがPTAでもなされて、保護者はできないのだから学校でお願いしますとなることがあります。また子育ては家庭の役割となります。会社はどう?地域はどう?と思うんですが、こうした分断がなされているわけです。

しかし、核家族で夫婦共働きの今、この役割分担では持たないんですよね。うまく学校・家庭・地域・会社が連携していかないとこれからの教育は持たないのではないでしょうか。

 

www.gerge0725.work

 PTAもそうなのですが、PTAがやらなければ学校、学校ができないのならPTAとなっているんですね。PTAが無くても学校は回るはずというのはその通りでしょう。しかし、先生はパンクします。それで教育が疎かになったら誰が割を食うかと言えば子どもたちです。

そうであれば、PTAも学校に関わりつつ、先生にもしっかりと教育をしてもらう。サボっていたら怒る(笑)。しっかりと意見も言う。そうした関係を築いていくことで、学校は地域の学校になっていくのではないでしょうか。

実際に今、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)というのが始まっています。この運営協議会にしっかりと権限を持たせて、学校運営をさせるということなのです。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。

法律(地教行法第47条の6)に基づいて教育委員会が学校に設置する学校運営協議会には、主な役割として、

  • 校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
  • 学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる
  • 教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる

の3つがあります。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度) - 学校と地域でつくる学びの未来

こうした制度も利用しつつ、学校も地域も家庭も会社も協力して、子どもたちのために動いていくべきだなと思います。

まとめ

18時以降学校の先生がいないことが寂しいという発言で炎上した若槻さんですが、その後謝罪をしています。同じ働く人間であると考えればそんなことは言わないはずなのですが、先生は特別だと思ってしまうんでしょうね。

これからはみんなで協力して学校を作っていく時代になります。学校の先生にのみ教育を任せる時代ではありません。どのように学校と協力していくか、私も日々考えております。