いつか朝日が昇るまで

30代・40代の働く皆さんに役立つネタを提供しています。

ロスジェネ世代は不幸なの?非正規で20年働いたロスジェネ世代より

f:id:gerge0725:20190317231214j:plain

 われらロスジェネ世代に関する連載がされておりました。自分は確かにロスジェネ世代なのですが、そもそも就職活動をしたことがありませんので、「就職活動きついぜ」みたいな感覚がありません。ただロスジェネ世代の非正規という意味ではかなりその身分でありましたので、非正規問題に関しては他人ごとではありません。

 

gerge0725.hatenablog.com

  

gerge0725.hatenablog.com

 現在、身分としては役員なので、時給でお金が入ってくる仕事は脱しました。でも役員報酬は安いから副業三昧です(笑)。とはいえ40代も非正規で生活している人のことを思えば、私はかなり恵まれている方でしょう。

それでロスジェネ世代の連載の話になるのですが、日刊工業新聞で連載されています。

氷河期世代バブル経済が崩壊し、景気が極度に落ち込んだ90年代半ばから00年代前半に社会へと出た。企業はこの頃、人件費の削減を目的に新卒採用の枠を絞った。その結果、大卒就職率は50%台まで低下。正社員としての就職は難しくなり、非正規の職に就く人も増えた。

(省略)

氷河期世代が生まれたのは不況のせいだけではない。日本企業に根付く「新卒一括採用」も背景にあり、初期のキャリアでつまずくと挽回は難しい。00年代後半には景気回復を受けて非正規から正社員への転換が進んだが、「取り残された人がいた。特に30代中盤になっていた人には厳しい局面が続いた」(小杉研究顧問)。氷河期世代の無業者の多さはこうした環境が生み出した。給与の低さは大企業への就職率の低さや非正規雇用を重ねた人が多いことなどが要因と見られる。

newswitch.jp

確かに当時はなかなか就職が決まらない大学生がいましたね。その後、労働環境が最悪だったのは確かかもしれないです。私、バイトでしたけど無給で働いたことがありますからね。これは搾取以外の何物でもありません。

それでこの連載ですが、第5回まであります。基本的に「ロスジェネ世代大変!!」という話になっております。それは景気の問題だけでなく、新卒一括採用という問題も含まれるというのが今回の連載の趣旨です。

しかし、私たちロスジェネ世代はすでに新卒ではありませんし、景気も自分たちではどうにもできませんし、どうやら世間一般の景気は良いらしいです。こうした現状の中でどのような解決策を提示できるかが重要ですよね。

私は運よく中小企業ではありますが、潜り込むことに成功していますが、他の非正規の方たちにどのような道が残されているのでしょうか。

 ―40歳前後となった無業者に対し、今後はどのような政策支援が考えられますか。
 国の支援を基に日当をもらいながら現場で実際に働き、企業と個人の双方が合意すれば就職するといった仕組みが効果的だと思う。単純な職業紹介では足りない。長く無業だったり、単純労働ばかりしていたりした人は現場になじめない人も少なくない。その点でそうした仕組みは働いてみないとわからない部分が埋められる。 

newswitch.jp

なかなか難しいですね。補助金がかなり出るとしても、やはり新卒採用に魅力があるのは確かです。しかも正社員にする際に同じ現場経験がないのであれば、若い人に来てほしいというのが会社の本音ではないでしょうか。40代でプライドもあります。会社で働く難しさは正直あります。私は今でも難しいです。 

私が正社員にはなれないなと思った8つの理由 - いつか朝日が昇るまで

上記記事で8つ挙げてますけど、何とかクリアしております。しかし、結構大変で、今でも家に居たいと思ってしまいますよ。そういう意味ではロスジェネ関係ないんですけどね。

 ―今後も一定数は非正規のまま働き続ける人がいると仮定すると、政策のあり方としては非正規の待遇改善が重要になるのでしょうか。
 今では働き方改革の議論の中で非正規の生活水準を上げようという指摘が出ている。そういう指摘がもっと早くに出てくるべきだった。正社員の仕事を見つけて紹介するという選択肢があればよいが、現実的な政策だとは思わない。

 ―非正規のまま40歳前後の中年となった働き手が今後ステップアップすることは難しいのでしょうか。
 資格を取って専門性を携えて労働市場に参入する道はあるだろう。そうした自助努力が報われる構造は労働市場には小さいながらある。そこを有意義に使えると良いと思う。

 

newswitch.jp

これ解決策になってないですよね。私だけが感じているわけではないですよね。

 ―キャリア形成が難しかった人たちが今後納得できるポジションに着くためにはどのような方法が考えられますか。
 他の世代に比べて経験が足りないと見られているとすれば、何らかの形で証明しなくてはならない。その中で、資格をとってやり直すという仕組みが今のところは効果があると考えられる。(一定の条件を満たす雇用保険の被保険者などの)資格取得などを手厚く支援する専門実践教育訓練給付金という制度もある。こうしたものを活用して例えばIT系の資格を取得し、証明していくことが大事になる。

 ―就職氷河期世代の中には働くことが難しくなってしまった人たちもいます。どのような政策支援が必要でしょうか。
 長期に安定して就労できなかった人は精神面が非常に厳しいケースもある。また、就職氷河期世代の中には親の介護に直面している場合もある。雇用政策だけでなく福祉政策との連携が必要な段階にきている。

newswitch.jp

同じような結論ですね。具体的な政策としての実現がなかなか難しい中で、最終的には自助努力になってしまいます。もちろん資格を取得するために補助金を出すという制度はあるのですが、資格を取ったからと言って就職ができるかと言えばそれほど甘くはありません。特にIT系は若い人でできる人が多いですので、その中に割って入っていくのは相当難しいです。

まとめ

このようにロスジェネ世代大変だという話はよく出てくるのですが、その解決策ってほとんどないんですよね。結局自助努力でしかないわけです。しかも資格試験に受かったとしても、若い人と競争するのは正直大変です。民間と国が協力してやっていくべきことですが、なかなか手がありません。これはロスジェネ世代だけの問題でもなく、研究職を目指して職を得ることができなかった人にも言えます。

 年齢が高くなるとなかなか就職できない、いったんレールを外れると戻るのが難しいというのは新卒一括採用にも問題ありですね。なんとか良い方向へ向かってほしいといつも思っています。私も民間企業として微力ながら頑張りたいと思います。

 

転職・起業を考えるなら