いつか朝日が昇るまで

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人生の選択において選択肢を増やしても失敗は回避できない

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 人生の選択に迷うことは多々ある。人生の選択において、失敗しようと思っている人はいない。どの道に進めば自分はうまくいくのか。それを常に考えているのが一般的だろう。そして今、選択肢は多様化している。どのような人生でも選ぶことができると言われている。しかしである。本当に選択肢は増えているのか、そしてその選択肢を選ぶことができるのか。

以前は選択肢が少なかった。だから何も考えずに選択すれば良かった。大学を出たら就職し、結婚・子育てをし、そして引退。引退後は自分の人生を謳歌する。そんな当たり前の生活が疑問視されるようになり、もっと自由に、もっと多様にと言われるようになったのだ。

結果として選択肢は増えたように見えるのだが、逆にそれが選択に迷わせることになっている。私たちの時は選択肢はそれほどなかったから、まずは決めてからその先で考えるという感じであったのだが、今は選択肢が増えているため、選択をする時点で迷ってしまう。自分にとって最善の選択は何かと。

しかし自分にとって最善の選択などというものは誰にも分からない。結果が悪かったからと言って、それが最善の選択ではないと言えない。自分がその時に自信を持って選択したのであれば、それでいいのだ。しかし、その選択に自信がないから迷うのだろう。選択に自信を持とうとするのは、失敗しない選択をしたいからである。つまり、失敗するかどうかという今確信できない基準で人生を選択する限り、この選択をすることはできない。いつまでも迷い続けることになる。

つまり選択する際の基準を失敗・成功ではなく、今の気持ちに純粋に従うことで決めることが最善だ。具体的に言うと自分が元気になる選択をすることだ。もちろんどの選択肢にも辛いことや大変なことが含まれている。楽しいことだけの人選なんてありえない。とすれば、今ある選択肢の中でどれをしている時が最も元気になるのか考えてみよう。そして結論を出してそれを始めるべきだ。選択した道の中で自分が元気になる範囲を広げていく。もし選んだ道が元気にならない道だった、もしくは元気ならないようになってしまったら、違う道を選択すればよい。決断をしなければその先の選択はないのだ。

選択に悩んでいる時間が無駄である。なぜなら選択した先の人生の方が長いのだから。早く選んでダメなら辞めるのが賢い。そうした人生を歩むのがおすすめだ。ただ自分が好きなことを選ぶのもある意味難しい。むしろできないことを上げていって、最後に残ったできることで、楽しそうなものを選んだほうがいい。

 

gerge0725.hatenablog.com

 私自身の選択は

私自身は研究者という道はあきらめビジネスの世界で生きている。それも決して好きなことを選んでいるわけではない。自分ができることで人に役立つものを選んだ。そしてお金になることも重要だ。今は何とかお金になっている。自分の好きなものを選びなさいと言われると困ってしまう。自分の好きなものって何だろうと無理やりひねり出しても、本当にそれを好きな人たちとは大きく違う。私の好きはとてもちっぽけなものだ。

 

gerge0725.hatenablog.com

 私が小さいときから個性という言葉があった。個性なんて言葉は嫌いだ。自分にはそんなに人と違うことなんてない。だから無くても良いと思うようになった。でも人と違うことを考えると人はそれを個性というようになったのである。あるときはキャラクターが強いと言われた。そんなわけはないのだけど、人がやらないこと、やれないことをやっているだけで人は高く評価してくれる。

「自分とは何か」の問いを意識の表面に押しあげているもの、それはおそらく、なにかの不安であるはずだ。何が価値があるのか、どこをめざして進んでいけばよいのかわからなくなってしまった。あるいは、自分が嫌いで仕方がないのかもしれない。そういうとき、私たちは「自分らしさ」や「ほんとうの自分」を見つけて支えにしようとする。しかし確実にいえるのは、「不安であり混乱している自分がいる」ということだけなのである。だとすれば何ができるのだろうか。まず「自分の不安はどういうものか・どういう経緯で生じてきたのか」をていねいに確かめてみること(それは他者との関係や、「かくあるべき自分とじっさいの自分とのズレ」から生じているかもしれない)。そして次に、「自分は世界にどうかかわりたいのか」が次第にハッキリしてくるのを待つ。大切なのは「ほんとうの自分」を見つけることではなく、自分と世界との関係をもう一度組み立て直すことなのである

 

哲学の練習問題 (河出文庫)

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まとめ 

自分ができることを社会の中で考え、その中で楽しいことが選択できれば良い。正しい選択や「自分らしさ」は存在しない。まして選択肢を増やしても選択に迷うだけである。ただ決めること。元気になることを選ぶこと。できそうなことを選ぶこと。実は選択することは簡単なんだ。むしろその先が長く大変なんだよ。私は今そこを歩いている。

 

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