いつか朝日が昇るまで

30代・40代の働く皆さんに役立つネタを提供しています。

デザイナーやイラストレターがそれだけで生活するのが難しい時代

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「就職をしようと思います」

あるイラストレターの方から相談された内容です。彼はもう15年ぐらいでしょうか、フリーのイラストレターとしてやってきました。私も仕事でイラストを頼んだこともありますし、それなりに仕事をもらっていたと思っていたところの発言で、とてもびっくりしました。

デザイナーやイラストレータは単発で終わる仕事だと収入が安定しません。そのため、常に仕事を取り続けていかなければいけませんが、大きな仕事が終わった後には、どうしても空白期間が空いてしまうのです。その間にバイトをするというのも考えたようですが、なかなかそれも難しいので、就職を考えているとのことでした。

また奥さんのプレッシャーもすごいみたいで、「長女がそろそろ大学生になるのに安定してお金が入ってこなくて大丈夫なの?」と言われているようです。もちろん本人も分かっていまして、安定して収入を得る努力をしてきましたが、難しいのです。そして就職なのですが、年齢も40歳半ばなので、なかなか転職先もありません。それはそうですね、この景気が良いと言われている時代でも、年齢が高い人間を雇ってくれるところはなかなかありません。知り合いの旦那さんは50社ぐらい受けてやっと決まったとか。そんな世界です。

実際にデザイナーやイラストレーターは彼だけでなく、苦しい人が多いようです。他のデザイン会社の社長が言うにはイラストレーターなどのツールが良くなったために、社内でもある程度のレベルのイラストやデザインなら作れるようになってしまったので、なかなか仕事がないとのことでした。確かにデザインってどこにどれくらいのお金がかかっているのかイマイチよく分からないときがあります。「素晴らしい」と言われれば素晴らしいし、そうでもないと思えばそうでもないです。

企業に所属しているイラストレーターは、決められた日に決められた分の給料を貰うことが出来ます。
しかし、フリーランスイラストレーターの場合は仕事分に応じた給料となっているため、毎回安定した収入を得られるとは限りません。
特に始めたばかりの頃は高収入の仕事を請け負うことが難しく、生活費すらままならないケースも多いです。
そのため、まずは与えられた仕事を地道にこなしていって、多くの方から信用を得て行くことが大切です。

sigmachi-denver.org

 フリーランスのデメリット…収入の変動!

 

生活には毎月一定のお金が必要なので「今月やばい!」という時があったり、反対にすごく多いとお金持ちの気分になってしまって(笑)使いすぎてしまったり…。

お金と上手に付き合うスキルが必要だなと思います。

 

ie-men.jp

フリーランスであっても定期的に仕事が来ている方は安定しています。デザイナーの方で企業と契約している人は毎月決まった金額が入ってくるようです。そうなれば安定して仕事ができますよね。

あと先ほど少し触れましたが、イラストレーターなどのツールが進化したので、イラストを描ける、デザインができるという人が増えたというのも言えます。見る人が見たら素人なのかもしれないですが、それでもお金を外部に払うよりはそれで良しとしてしまっているのです。

プロのイラストレーターでは3万円かかる仕事を、絵が得意な主婦に依頼したところ2500円で済んだ。「大幅にコストダウンできた」。そんな情報をNHK朝の情報番組「あさイチ」で放送したところ、イラスト関係者と思われる人たちから「お願い!安請け合いしないで!!」と悲鳴があがることになった。

 

news.livedoor.com

 そして実際に上がった悲鳴がこちらにまとめられています。ただ賛否両論があるのは事実で、安くても良いという人と高くてもプロに頼みたいという人に分かれてきそうですね。もちろんプロというのが何をもってしてプロなのかという議論はありますが。

togetter.com

価格というのは何で決まるのかというのは改めて考える必要があります。価格はその商品の価値に対して決まるわけで、3万円以上の価値があるイラストであれば、3万円でも安いとなります。そうした商品価値をどこまで提供できるのかというのがこれから重要になってくるのは間違いありません。そうでないと単なる価格競争に巻き込まれて、値下げ合戦になってしまいます。牛丼戦争と同じですよね。

すき家は、手持ちの資金の差を生かして、安売りの持久戦に持ち込み、相手が疲弊するのを待つ。そして、この業態でドミナントになる。最後は、勝ち組だけが手に入る残存者利益を手中に収めるという狙いだと感じますが、競争は同業者だけでないので、思い描いたようになるとは限りません。それに窮鼠猫を噛むということもあるかもしれません。

blogos.com

デザイナーやイラストレータの価値って何かと考えた時に、申し訳ないのですが、イラストやデザインそのものの差が素人にはよく分からないんですね。そうすると付加価値があるイラストレーターやデザイナーが勝つのではないでしょうか。

相手の要望に合わせて的確に修正がおこなえる「対応力」
得意なタッチはないが、様々なタッチを真似できる「柔軟性」
納期まで毎日きちんと進捗報告する「連絡のまめさ」

 

x-is-undefined.com

このブログ主さんの付加価値はこれです。ただ思えばこうした付加価値が必要なのはイラストレターやデザイナーだけでなく、フリーランス全般に言えることですよね。ライターだってたくさんいますし、そうした中で頭一歩抜きんでるためには付加価値が必要です。

私はいつも思うのですが、ストーリーがとても大切だと感じています。なぜそれをするのか、その個々の感性というか理由がとても重要ではないかと。私たちのビジネスでは仕組みや中身はすぐに真似されてしまいます。特に私たちは中小企業ですから、資金力では全く勝つことができません。しかし、「なぜこうした教室をやっているのか」については私にしか答えられません。私の体験したストーリーから作った教室だからです。それが皆さんに共感されることで、はじめて生徒が増えてきます。

こうしたストーリーはイラストやデザインの世界でも重要ではないでしょうか。その世界観に共感できるのであれば、お金は払うのではないかと思います。私も人に共感される事業を展開していこうと日々努力しています。

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