いつか朝日が昇るまで

30代・40代の働く皆さんに役立つネタを提供しています。

「自分は他にやりたいことがあります」~正社員を断られました

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年度末。会社は忙しい時期ですよね。わが社はいろいろなことが起こっています。まずはこれ。その後、解雇したと社長から、解雇されたと社員から連絡がありました。まあこれだけならいいのですが、「私のことを雇ってくれませんか」と言われました。「あなたのことは社長からよく聞いてますけど…」と思ったのですが、そんなことは言えずに丁重にお断りしました。それでもまだ電話が来そうです。憂鬱…。

 

gerge0725.hatenablog.com

 でもこれは本題ではありません。アルバイトで来ていた28歳の若者を正社員にしようとしたんですね。そうしたら見事に断られました。いやね、いきなり正社員にしようと思ったわけではなく、事前に伝えていたんですよ。その時は「はい」と言っていたのですが、間もなく正社員にしようとしたときにいきなり断るんです。「えっ?どういうこと?」と思ったのですが、「ぼくにはやりたいことがある」というんですね。

「でもそのやりたいこと、お金にならないよね。しかもこれまでやってきたけど全然会社に入れなかったよね」とは思ったのですが、とりあえずスルーしています。いいんですよ、他にやりたいことがあるのは。でもそれ仕事にできないよねと思うんです。

「好きなことを仕事にする」という話、いろいろなところでされています。今始まったことではないのですが、こうした言葉に踊らされている人が多いのかもしれません。そんなことを考えていたら、先週号の「日経ビジネス」で特集されていました。

だが、『搾取される若者たち』の著者で甲南大学教授の阿部真大氏は「“好きを仕事に”の問題点は、自分が好きな仕事が必ずしも市場で高く評価されるわけではないこと」と話す。

 例えば、バイク便ライダーという仕事がある。宅配業者から急ぎの荷物を請け負う仕事で、一日中バイクを乗り回すのが仕事。まさにバイク好きには天職で、1980年代から市場が拡大し、その仕事を目指す若者が急増した。

 しかし、自らもバイク便ライダーの経験を持つ阿部氏によれば、そうやってこの世界に入った若者の中には、この仕事が大好きであるにもかかわらず、ほどなく職場を去る者も少なからずいたという。

(省略)

好きを仕事をすることは確かに「ベストな人生への近道」かもしれないが、食べていけなかったり体を壊したりしてしまえば、手に入れた幸福は長く続かない。トップアスリートや有名芸能人のように、好きを仕事にして十分な収入を稼ぎ続ける職業は限られており、そこで従事できるのは才能と運に恵まれた一部の人なのだ。

(省略)

食べていけないことに並ぶ「好きを仕事に」のリスクは、仕事にしてしまうと好きなものが悩みのタネになる可能性があることだ。赤川氏のように新天地を見つけられればともかく、大好きなものを失うことは人によっては回復不可能なダメージを負いかねず、そうなればベストな人生は大きく遠ざかる。

business.nikkei.com

こういうのを某サロン関係者は批判するかもしれませんが、「好きなことを仕事にするリスク」ってあるんですよね。私も好きなこと(研究職)を目指して頑張ってきましたが、お金にならないので諦めました。それに研究してきたことって仕事で生きることが分かったんです。

このように好きなことは必ずしもお金になるわけではありません。私が思うには仕事の中に好きなことを生かしていく方が現実的です。仕事っていろいろ幅があるから好きなことを生かせる場はあるはずです。それが全く生かせないのなら転職というのもありますが。

その28歳の彼は今後仕事をどうするか分かりません。私の方も新しい社員を探せばいいのか、いろいろと悩み中です。ちょっと落ち込んでいます…。それでも月曜日から頑張りたいと思います。

 

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